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ランプ、ランプ、ランプ!

エジプトは、ダハブの日記で書いたように、ランプ天国。
ごくごく庶民的なレストランも、
夜になるとアラビアンランプが独特のぬくもりを添えて、そっと辺りを照らしている。

一番綺麗なのは、モスクのランプ。
モスクの広いドーム内は、上部にしか窓が無い場合が多い。
そこで活躍するのが、天井から吊り下げられたたくさんのランプだ。
イスラム教徒でなくても、モスクに入ると自然と神聖な気持ちになる。
ほのかでやさしい光が、心を安らかにして、
昼でも夜でも変わらず静かな心でお祈りができるような空間を生み出しているからだろう。

エジプトにいると、自然とランプを目にする機会が多く、
ランプが欲しくなってくるのは仕方がない。
というわけで、ランプ、ランプ、ランプ~のお買い物へ!

カイロでランプが買えそうな場所は、土産物屋さんが集まる旧市街。
なかでも、凄腕アラブ商人がわんさかいるという市場「ハーン・ハリーリ」へ。
ガイドブックによると、ここでボラれてしまった日本人が続出しているそうで、
覚悟して市場の奥へ進む。
ランプ屋さんは思ったよりも少なく、3軒しか見つけられなかった。

小さなランプ屋さん

一軒目のお店に入ると、店長のお兄さんがすこぶるいい人で、
試しに値段を聞いてみると、もう値段交渉をしなくてもいいんじゃないかと思えるくらい安い。
戦闘的な態勢でお店に入ったので、なんだか拍子抜け。
できればそのお兄さんのお店で買いたかったのだけど、
気に入った色のものがないので、泣く泣く2軒目へ。

そこでさっきのお店と同じデザインで「この色が欲しかった!」というものがあり、
値段を聞いてみると、さっきのお店の10倍近く。
エ~~!!!
どこからどうみても、さっきのお店と同じデザインだよ~。
欲しいのを前面に出すと値引きしてもらえなさそうなので、
「まっさか~。おじさんったら、面白いね。ところでここのランプはおじさんが手作りしてるの?」
と話題をそらしつつ、おじさんがどんな性格なのか探っていく。
そうすると、悪い人じゃなさそうだけど、相変わらずとんでもない値段を連発。

ハーン・ハリーリ、おそるべし。

ここで値段交渉をしてもらちがあかなさそうなので、
いったん時間を置いたほうがよいかもしれないと、
ランプ屋さんを離れて市場内を散策。

しばらくして、もう一度気合を入れておじさんのお店へ。
おじさんは、私達が再び現れたことで、
買ってもらえる可能性が高いと踏んだようで、ニヤニヤ顔。
「他のランプ屋さんも回ってみたんだけど、これとこれでこれくらいの値段でどうかな?」
と低めの値段からはじめてみる。
案の定、「そんなのムリムリ」とおじさん。
「でもさぁ、他のランプ屋さんだと、これはこれくらいの値段だったよー。
このランプはこのお店にしかなさそうだから、まあこれくらいだったら払えるかも…」
などと、じりじりと、少しずつ調整をして、やっと交渉成立。
納得のいく値段で購入することができた。
はぁ~疲れた~~。
でも、容易に手に入らないからこそ、手にしたときの嬉しさと愛着もひとしお。

最後にもう一度、1軒目のお店に戻る。
「悪いけど、大きいランプは違うお店で好きな色があったから、
別のお店で買っちゃったんだ」と伝えると、
「そんなことは全然構わない。もう一度来てくれた事が本当に嬉しい。
買ったかどうかはどうでもよくて、
何かの導きで僕のお店に二度も来てくれたことが本当に嬉しいんだ」と言ってくれた。
少しお話しをした後、ここでも小さいランプシェードをちょっとだけ購入。
このランプシェードを見るたびに、この店員さんと小さなお店を思い出すだろう。

宿に帰ってから、日本に郵送する準備をはじめる。
2軒目のランプ屋さんで買ったランプは、
つらら型のガラスが50個近くぶらさがったシャンデリアのようになっているため、
全部のガラスを洗って、一個一個包装していく。
日本に帰って割れていたらショックなので、
丁寧に丁寧に作業をしていたら、なんと半日かかってしまった。
さらに、カイロ郵便局の発送前のチェックは気が狂いそうな程ひどくて、芯から疲れ果ててしまった
(せっかく梱包したものを解いてすべての荷物の丹念なチェックが入る)。

でも、旅を終えていつかどこかで、自分達の住まいを持った時、
この旅のカケラたちで家を彩ることができたら。
そう思うだけですべての苦労が飛んでいく。

まるで焚き木を囲んでキャンプファイヤーをしている時のような、
静かで特別な空間を生み出すランプ。
日中、めいっぱい明るい光のもとで活動したら、夜は夕陽色のランプの下で時を過ごす。
そうしたら、自然と身体が眠りの準備に入って本当にぐっすり眠れるはず。
夜は、ランプの光の下で。
ハーンハリーリで買ったランプたちと、そんな生活を送りたい。

ありさ
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Comments:4

かっちゃん URL 2011-12-20 (火) 23:28

エジプト→ランプ っていう発想は、実際にその地を訪れたならゆえだね。

我が家のランプ。は~蛍光灯の傘、掃除せねば。

96ゆーじ&ありさ URL 2011-12-21 (水) 00:05

>かっちゃん、
ね!トルコのランプはかわいいって聞いたことあるんだけど、エジプトでランプにはまるとは予想外だった。モスクの何十個ものランプを並べるセンスは、ほんと、天才的で、絶対私には思いつかない!って感動してしまったよ。イスラム建築の美しさは独特だわ~。

蛍光灯の傘、拭けばいいんだろうけど、静電気的が発生するやつ(破れたストッキングとか)でササッてやったら簡単に埃が落ちるよー。

タカシ URL 2011-12-22 (木) 15:10

交渉は本当に疲れるけど、
納得した値段で買えて実際に自分のものになったときってうれしいですよね!

なんだか僕もランプ欲しくなってきました(笑

96ゆーじ&ありさ URL 2011-12-22 (木) 20:31

>タカシ君、
やあやあやあ!
ランプは食べれないのに、コメントうれしい!!!

トルコのオールドバザールでもほとんど同じデザインのものが売られていたけど、あそこの日本語を操る商人達はもっと凄腕だったよ。売ってるのがランプでまだよかった~って感じ。
インドもすごい人いっぱいいそう!

交渉が成立したときの、お店の人との一体感がまたいいのよね。

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