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いちかわ URL 2011-05-22 (日) 00:53

ついに、辿り着いてしまいましたか。
人類が抱える巨大なトラウマ。
行ったことがない俺は、想像することも難しい。
行ってこそ分かる肌感覚みたいなもの。もっと教えて欲しいです。

96ゆーじ & ありさ URL 2011-05-23 (月) 03:40

>いっちーさん、
この旅で二人ともがどうしても訪れたかった場所だったので、変なルートになったけど飛びました。
空気全体が重くて暗くて、見えない何かが徘徊している感じがしました。あんなに広大なさびしい場所はきっとどこにもないと思います。

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想像を巡らす必要 ~ アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所を訪れて1

「想像を巡らしてみる必要があるのです。」

ガイドの中谷さんが幾度となくおっしゃった言葉。

「想像を巡らしてみる必要があるのです。
なぜ、同じ人間が同じ人間に対して、このような行動をしたのか?
何が、このような行動に駆り立てたのか?」

ここアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所を訪れる前から、自分も同じ様な疑問を持っていた。
ナチスが知られているような大量虐殺を行うに至ったのはなぜなのだろうかと。
それを紐解くには、常識で想像できる事以上のものを想像してみないとわからない。
しかし、それを諦めてしまうとまたその出来事を繰り返す可能性が生まれてしまうのではと考えてしまう。
だから少しずつでも事実の欠片を拾い集め自分の中で生まれる考えと想像を整理していかないといけないと思う。

ドイツが持っていた強制収容所には、ユダヤ人、政治犯、ジプシー、精神障害者、身体障害者、同性愛者、捕虜、聖職者そして彼らをかくまった人達が連れてこられた。ユダヤ人以外にも多くの人々が収容されていた。
労働力の確保という名目で収容されたのは一部の人のみで、
それ以外の人は収容所の門をくぐる事も無く、そのままガス室に送りこまれた。
その主だった人がユダヤ人であり、ここアウシュビッツが最も多くの命を奪った。
労働力として収容された人々の生活も、生活と言えないような過酷なただ死に向かうためだけの扱われ方しかされなかった。

アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所

ここで起こった信じられない出来事を目の当たりにしながら、
中谷さんの言葉に耳を傾ける。
想像をすることが難しい程の出来事だけれど、
そこをなんとか想像しないと、なぜこの出来事が起こったかという糸口は見えてこないのだ。

しかし、あまりの悲惨さに想像が及ばない。

ユダヤ人たちは自分達の土地を持てるというナチスの嘘を信じ、
持てるモノを全て持ち、電車に詰め込まれて収容所に向かった。
もちろんそこが地獄だなんて誰も思っていなかったはずだ。
展示されている数え切れないほどのカバンや靴、メガネ、髪の毛。
それが何を意味しているのか、見た瞬間には理解できないほどだ。
ただ何も罪も無い普通の暮らしをしていた人々の欠片。

見学の途中で、中学生くらいのポーランド人学生が隠れて私達を写真に撮り、
数人で見て笑っていたのを、中谷さんは叱っていらした。
他の国の人を知らないという偏見もまたここでの恐怖を起こした要因のひとつだからだ。
ドイツ人は隣の国であるポーランド人のことをどういう人たちかよく知らなかった。
言葉が違うというのもその知らないという原因のひとつかもしれないが、
その知らないということが、戦争状態のような状況では恐怖にも写る。
そうして彼らを虐殺することが、なんら疑問を持たれずになされていってしまったのだ。

ユダヤ人は優秀でお金を持っているという先入観もまたユダヤ人虐殺の理由のひとつだと考えられている。
ユダヤ人の財産をそのまま頂ければ自分達が富むという単純な発想が成り立ってしまっていたのだ。
そこに誰も何も疑問が沸かなかったのか。

この大量虐殺は決してひとつの要因で起こった出来事ではなく、
ひとつひとつの負の要因が積み重なり、ある人を悪の道に駆り立て、
一方である人を恐怖に陥れたのだ。

戦後何十年経とうが一個人が想像を巡らせて、こうした要因を追及する必要があると思う。
そうすることで二度と起こらない、起こしてはならないという考えを一個人が持ち、
自発的な考えにおいて人の暴走に歯止めをかける必要があるから。

ここを見学する時に僕は何度も立ち止まり、下を向いて目をつむってしまった。
ここで起こった事を想像するということは、とても耐えられるものではなかった。
それでも人の生と死の重みを深く強く感じ取らなければならない。

「過ちは 繰返しませぬから」
広島にあるこの言葉を常に思い出しながら、
想像を巡らす必要をかみ締めていた。


アウシュビッツで起こった事についての詳細な記述は、こちら(ウィキペデア)を参照ください。

またガイドの中谷さんは、アウシュビッツ博物館の日本人唯一の公認ガイドです。
こちらのホームページに連絡先が載っていますので、ガイド依頼される方は連絡の上、予約されるといいと思います。

ゆーじ

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いちかわ URL 2011-05-22 (日) 00:53

ついに、辿り着いてしまいましたか。
人類が抱える巨大なトラウマ。
行ったことがない俺は、想像することも難しい。
行ってこそ分かる肌感覚みたいなもの。もっと教えて欲しいです。

96ゆーじ & ありさ URL 2011-05-23 (月) 03:40

>いっちーさん、
この旅で二人ともがどうしても訪れたかった場所だったので、変なルートになったけど飛びました。
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