DiaryTOP > スポンサー広告 > カメラを向けられない風景 ファべーラ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  • にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

  • ↑↑↑↑ ブログランキング参加中。
    ☆1日1回クリックをお願いします☆

Comments:-

amamian3 URL 2011-04-06 (水) 06:56

流石にここへは行けませんでしたよ(汗
光と影 繁栄に取り残されていく人達を 放っておいては
いけませんよね
リマの国際空港  着陸態勢に入ったその下には
ブリキやダンボール、シートで出来た 家?が並んでいましたっけ

96ゆーじ & ありさ URL 2011-04-09 (土) 00:57

>amamian3さん、
仰るとおり、光があれば陰がある。
日本も研修員と称して多くの外国人を受け入れ、過酷な労働環境の下で働いてもらっていますよね。
「モーターサイクルダイヤリーズ」で、チェ・ゲバラがペルーの先住民の人々の労働環境に憤慨していたのを思い出しました。

Comment Form

Trackback+Pingback:-

TrackBack URL for this entry
http://96happyjourney.blog.fc2.com/tb.php/466-a84f8ba5
Listed below are links to weblogs that reference
スポンサーサイト from 96 - KURO - Happy World Journey DIARY Page

DiaryTOP > スポンサー広告 > カメラを向けられない風景 ファべーラ

DiaryTOP > [21カ国目 ブラジル]リオ・デ・ジャネイロ > カメラを向けられない風景 ファべーラ

カメラを向けられない風景 ファべーラ

リオ最大のファベーラ

映画「シティ・オブ・ゴッド」の舞台にもなったリオのスラム街・ファべーラ。
タイ、フィリピン、インドネシア…、
急成長する街には必ずと言っていいほど連立するビル林の狭間にスラム街が形成される。
でも、ここリオのスラム街が特殊なのは、観光客だけで立ち入るのは非常に危険とされ、
スラム街で生まれ育ったガイドが安全に配慮しながら案内するツアーが組まれていることだ。
一体どういう世界なのか、興味を持ってツアーに参加してみた。

宿に迎えに来たガイドさんは、背中に龍の刺青、舌にピアスをした明るい女性。
車でファベーラのある丘のふもとまで移動し、そこから一人づつ、バイクタクシーで丘の上の方まで移動する。
運転手のお兄ちゃんの後ろにまたがり、
ノーヘルメットで人や車やバイクが行き交う混沌としたメインストリートを上っていく。
先が見えないカーブや大きいトラックの後ろにいる時は、今度こそぶつかるんじゃないかとヒヤヒヤする。
ほんのちょっとの移動だったはずなのに、丘の上に到着した時は正直ほっとした。
でも、これがファベーラの住民の日常の移動手段。

丘のふもとから上まで上ってくる間は、厳しくカメラの使用を禁止されていた。
このメインストリートは密売物資を運ぶルートなので、
間違って関係者の写真を撮ってしまうと面倒なことになるらしい。
メインストリートから中に入る段階になっても、
「建物の前にたむろしている人、銃を持っている人、それらしい人は撮らないように」と言われる。
建物の前で待機している人は、密売者から雇われている見張り役だそうだ。
それにしても、「それらしい人」という判断基準は難しい。

盗電

いよいよリオ最大のファベーラ「ROCINHA」の中へ。
丘の斜面にへばりつくように建てられた無数の建物が乱立し、ファベーラの中は迷路のように入り組んでいる。
見上げれば電線が網の目のようにぐちゃぐちゃ張り巡らされ、
足元を見ると何本もの水道管がむき出しに配線されている。
電気、水道、インターネットは細工することで、どの家も無断で無料で利用しているという。
一応排水溝はあるのだが、ゴミで目詰まりしているので雨が降ると道に汚水が溢れ、大変なことになるらしい。

ガイドさんによると、この地域の平均の子どもの数は1家に7人。
12歳くらいで子どもを産み始め、29歳で2人の孫のおばあちゃんということもザラだという。

もともと不法居住地なので、ファベーラに家を建てるのは自由。
今では人が溢れてもう土地が残っていないため、丘の上の急斜面の岩場にまで不安定に家が建っている。
400以上あるリオのファベーラはすべて3大マフィアに管轄され、
それによって良くも悪くも治安が保たれている。
1つのファベーラは細かい地区に分かれ、それぞれの地区にまとめ役・相談役のボスがいるのだが、
そのボスをマフィアが管轄しているのだ。
各マフィアは独自の密売ルートを持ち、軍隊上がりの若者を雇って見張りさせるため、
警察もなかなか手を出せないという。
ファベーラを歩いていると、銃を持った若者が見張りをしていることに驚かされる。
見張りをしているだけならいいのだけど、家々の壁をよくみてみると銃撃戦の跡が残っているので、
実際に銃が使われることもあるのだろう。

ファベーラの形成は、元々、1888年に奴隷制度が廃止された時に行き場がなくなった黒人が
公共の土地に家を建てたことから始まった。
その後、ブラジルが産業化するにつれて、地方から職を求めてやってきた貧困層が
どんどん不法居住の家を築き、巨大化した。

スラム街に暮らす人々は定職に就いていないことが多い。
日雇いやゴミ拾い、不定期のバイクタクシー運転手などが主な職業かと思っていたら、
そういう人もいるが、多くの人は中心部やビーチ沿いのスーパーやホテルで定職を持っているという。
ブラジルでは従業員の交通費を雇用主が負担しなければいけないという法律があるため、
バス一本で通勤してくれ、人件費も安いファベーラの人々は雇用する側としてもありがたい存在だそうだ。
定職を持っているとは言っても、低所得には変わりない。
「ファベーラの子ども達は、親のようになりたくない、という思いで、とにかく学校へ通うのだ」
とガイドさんは言っていた。

ファベーラで会った少女

ファベーラを歩いてみて、普通に気の良さそうな人、親切そうな人もたくさんいた。
ガイドさんは生まれ育っただけあって、すれ違う人皆と親しみを込めて挨拶を交わし、
あったかいコミュニティのようでもあった。
でも、いかにも見張り役風の目つきの鋭い若者、昼間なのに露出の高い服を着た少女、
通りに銃口を向けている男性もいて、シャッターを切れない風景もたくさんあった。

今回のツアーでは、若者達に絵を描くことを教えることで絵による収入向上を目指す施設と、
NGOが経営する託児所を訪問した。
1980年代まで、ブラジル政府はファベーラを一掃することに熱心になっていたが、
1990年代に政策を一転させ、ファベーラの存在を認め、生活水準を向上する努力を始めたという。
人口過密による衛生状態の悪化、マフィア同士の抗争、ドメスティックバイオレンス、
ドラッグ中毒、アルコール中毒など、ファベーラの抱える問題は様々だが、
それらの問題を軽減するための地道な努力にも注目したい。

丘を下りて、ビーチ沿いに広がる高級ホテル群を見た時、もう、ファベーラに行く前とは見方が違っていた。

ありさ

FC2ノウハウ
関連記事
  • にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

  • ↑↑↑↑ ブログランキング参加中。
    ☆1日1回クリックをお願いします☆

Comments:2

amamian3 URL 2011-04-06 (水) 06:56

流石にここへは行けませんでしたよ(汗
光と影 繁栄に取り残されていく人達を 放っておいては
いけませんよね
リマの国際空港  着陸態勢に入ったその下には
ブリキやダンボール、シートで出来た 家?が並んでいましたっけ

96ゆーじ & ありさ URL 2011-04-09 (土) 00:57

>amamian3さん、
仰るとおり、光があれば陰がある。
日本も研修員と称して多くの外国人を受け入れ、過酷な労働環境の下で働いてもらっていますよね。
「モーターサイクルダイヤリーズ」で、チェ・ゲバラがペルーの先住民の人々の労働環境に憤慨していたのを思い出しました。

Comment Form

Trackback+Pingback:0

TrackBack URL for this entry
http://96happyjourney.blog.fc2.com/tb.php/466-a84f8ba5
Listed below are links to weblogs that reference
カメラを向けられない風景 ファべーラ from 96 - KURO - Happy World Journey DIARY Page

DiaryTOP > [21カ国目 ブラジル]リオ・デ・ジャネイロ > カメラを向けられない風景 ファべーラ

Search
Meta
Feeds
MOON PHASE
CURRENT MOON
BLOGランキング
  • ↓応援クリックお願いします!
  • にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
  • 人気ブログランキングへ ブログランキング
RSSに登録
Share |

Page Top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。