- 2010-12-03
- [14カ国目 ペルー]マチュピチュ
昨日と同様、5時半のコカ茶のサービスで目覚める。
かなりの高地なので、昨日にも増して冷え込んだ。
しかも、床が芝生でなく土だったので、借り物薄々マットレスではちょっと痛かった。。。
荷物を片付け、歯を磨きに行って帰ってくるともうテントは畳まれている。

今日の朝食はパン、パンケーキにオムレツつき!
オムレツが塩辛くて、これは私達のために塩辛くしているのか?それとももともとなのかとみんなが話し始める。
そもそもペルー料理はどこでも塩辛い。
7時には出発。
今日はだいぶ荷物を預けている人がいる。
個人の荷物を別料金(s/80)でポーターさんに預ける事ができるため、
昨日結構きつい思いをした人は預けていた。

だいぶ高地に来たな~という感じ。
最初はまず上り。
昨日と同様石組みの階段が連なる。
ポーターさんも相変わらず早い。しかもサンダル。すごい。

上り始めて30分ほどで小さい遺跡”ルンクラカイ(Runkuraqay)”に到着。
英語とスペイン語グループに分かれて説明を受ける。

この遺跡は、チャスキと呼ばれるインカ時代の伝達人の中継点であったらしい。
インカ時代の伝達システムは、日本の飛脚と同じようにチャスキが行い、
とんでもないスピードで走り抜けていったようだ。
私達が4日がかりでマチュピチュに行こうとしているのに、
3時間近くで到達してしまうらしい。
ガイドさんたちも、かなりのスピードで走ることができるみたい。
こんな高地の山を駆け抜けられるとは、どんな体力しているんだ!
また山を上り始める。

1時間半ほどで今日の最高点3900m地点へ。
昨日の上りで慣れたのか全然苦しくも無く到着できた。
標高が高いところへ行くと、だいぶ天気が悪く雨がぱらぱらと降っていた。
でも、それ以外にはずっと晴れていて、紫外線が痛いほど伝わってきた。
その後は、下りつつ、なだらかな道を進んでいく。

歩くこと1時間ちかくで遺跡”サヤクマルカ(Sayaqmarka)”に到着。
この遺跡は崖の上にあり、霧に覆われていた。

ここは農業試験場だったらしく、インカ時代には高地にどんなものが育つのか、
至る所で実験が行われていたようだ。
そのためこんな高地にも実験場があるらしい。
さらに歩いていくと、景色がどんどんジャングルの様になっていき、蒸し暑くなってくる。
周りの木々もシダやアシのような木々に変わっていた。
クスコからずっと乾燥した気候で、高地を越えて、熱帯性の気候へと移っていくのがわかる。

ゆるやかに降りて行き、しばらく歩いて昼食ポイントに到着。
スープにごはんとお肉。
ごはんの中に小さいパスタが混ざっていてそれがアルファベットになっている。
カナダ人の女の子がMACHUPICHUと文字パスタを並べていく…
マチュピチュまでもう少し。
日差しが突き刺すように暑い。
しばし、みんなでシエスタ。
またも歩き始めて、2時間くらいで遺跡”プユパタマルカ(Phuyupatamarka)”に。
マチュピチュまでで最後の遺跡。
今日は遺跡の見学が多く、その度に説明があるので、
のんびり進むことがきでた。

このプユパタマルカ遺跡も農業の実験場だったと言われいてる。
よく見かける急勾配の段々畑もある。
ここにスペイン軍が侵攻して来た時は20人程度の人しか住んでいなかったらしい。
遺跡見学後、2時間ほどなだらかにひたすら下る。
途中、マチュピチュのふもとの町アグアス・カリエンテスが谷の底に見える。
もうすぐマチュピチュ。
みんな期待が膨らむ。
明日にはマチュピチュに辿り着ける。
プユパタマルカ遺跡の後、しばらく急な石階段の下りでしんどかった。

しかし、後半は古道がなだらかだったこともあり、一気にキャンプ地を目指す。
2600mまで下り、キャンプ地に到着すると、ものすごい数のテント。
インカ古道トレッキングだけでなく、他のツアーの人たちもここに泊まるようで、
ものすごい数の人がここに滞在する。
ここにはなんとシャワーがあり、s/5(150円)で浴びることができ、
テントに荷物を置いて真っ先にシャワーへ行く。
熱くて気持ちい~!
そして、風呂上りのビール!
1本s/10(300円)という山価格だが、みんな達成感から飲んじゃっている!
今晩はテントではなく、レストランの中でのティータイムの後、夕ご飯。
今日は最後のご飯ということもあり豪華!豪華!
思わずみんなから拍手がもれるほど。
チャーハンやピザにチキンまで、うますぎます。
とうがらしの中に野菜などを詰めて揚げた”ロコト・レジェノ”は、ピリ辛でペルーの伝統料理。
メキシコの人はぜんぜんおいしいって食べてるけど、
ヨーロッパの人たちが辛いの全然ダメなのね。
野菜でできた鳥まで登場!

食事の後、ポーターさんへのチップをみんなで話し合って決めることに。
18人もいればまとまるわけもなく…なんでツアー代に含まれていないんだとか言う人もいる。
だいたい申し込みの時に聞いた金額が相場のようで、
まとめ役のピルロさんがお金を集めて回る。
払っていない人もいたようだけど…
ポーターの給料はどこから出ているのか?
チップだけの収入なんてあり得ないくらいの労働だろうと思う。
ツアー代から一部支払われていると信じたい。
最後にみんなとポーターさんと集まって、お礼のセレモニー。
日本語・スペイン語で挨拶。
おかげでとても楽しく過ごす事ができたと。
そして、みんな寝るのかと思ったら、集まって飲み始めてるし!
明日はまさかの3時半起きでマチュピチュを目指す。
早く寝ないと明日くだばってしまう~
それでも明日到達するんだっている高揚感の方が高まっているのかもしれない。
いよいよ明日だ。
ゆーじ
FC2ノウハウ
かなりの高地なので、昨日にも増して冷え込んだ。
しかも、床が芝生でなく土だったので、借り物薄々マットレスではちょっと痛かった。。。
荷物を片付け、歯を磨きに行って帰ってくるともうテントは畳まれている。

今日の朝食はパン、パンケーキにオムレツつき!
オムレツが塩辛くて、これは私達のために塩辛くしているのか?それとももともとなのかとみんなが話し始める。
そもそもペルー料理はどこでも塩辛い。
7時には出発。
今日はだいぶ荷物を預けている人がいる。
個人の荷物を別料金(s/80)でポーターさんに預ける事ができるため、
昨日結構きつい思いをした人は預けていた。

だいぶ高地に来たな~という感じ。
最初はまず上り。
昨日と同様石組みの階段が連なる。
ポーターさんも相変わらず早い。しかもサンダル。すごい。

上り始めて30分ほどで小さい遺跡”ルンクラカイ(Runkuraqay)”に到着。
英語とスペイン語グループに分かれて説明を受ける。

この遺跡は、チャスキと呼ばれるインカ時代の伝達人の中継点であったらしい。
インカ時代の伝達システムは、日本の飛脚と同じようにチャスキが行い、
とんでもないスピードで走り抜けていったようだ。
私達が4日がかりでマチュピチュに行こうとしているのに、
3時間近くで到達してしまうらしい。
ガイドさんたちも、かなりのスピードで走ることができるみたい。
こんな高地の山を駆け抜けられるとは、どんな体力しているんだ!
また山を上り始める。

1時間半ほどで今日の最高点3900m地点へ。
昨日の上りで慣れたのか全然苦しくも無く到着できた。
標高が高いところへ行くと、だいぶ天気が悪く雨がぱらぱらと降っていた。
でも、それ以外にはずっと晴れていて、紫外線が痛いほど伝わってきた。
その後は、下りつつ、なだらかな道を進んでいく。

歩くこと1時間ちかくで遺跡”サヤクマルカ(Sayaqmarka)”に到着。
この遺跡は崖の上にあり、霧に覆われていた。

ここは農業試験場だったらしく、インカ時代には高地にどんなものが育つのか、
至る所で実験が行われていたようだ。
そのためこんな高地にも実験場があるらしい。
さらに歩いていくと、景色がどんどんジャングルの様になっていき、蒸し暑くなってくる。
周りの木々もシダやアシのような木々に変わっていた。
クスコからずっと乾燥した気候で、高地を越えて、熱帯性の気候へと移っていくのがわかる。

ゆるやかに降りて行き、しばらく歩いて昼食ポイントに到着。
スープにごはんとお肉。
ごはんの中に小さいパスタが混ざっていてそれがアルファベットになっている。
カナダ人の女の子がMACHUPICHUと文字パスタを並べていく…
マチュピチュまでもう少し。
日差しが突き刺すように暑い。
しばし、みんなでシエスタ。
またも歩き始めて、2時間くらいで遺跡”プユパタマルカ(Phuyupatamarka)”に。
マチュピチュまでで最後の遺跡。
今日は遺跡の見学が多く、その度に説明があるので、
のんびり進むことがきでた。

このプユパタマルカ遺跡も農業の実験場だったと言われいてる。
よく見かける急勾配の段々畑もある。
ここにスペイン軍が侵攻して来た時は20人程度の人しか住んでいなかったらしい。
遺跡見学後、2時間ほどなだらかにひたすら下る。
途中、マチュピチュのふもとの町アグアス・カリエンテスが谷の底に見える。
もうすぐマチュピチュ。
みんな期待が膨らむ。
明日にはマチュピチュに辿り着ける。
プユパタマルカ遺跡の後、しばらく急な石階段の下りでしんどかった。

しかし、後半は古道がなだらかだったこともあり、一気にキャンプ地を目指す。
2600mまで下り、キャンプ地に到着すると、ものすごい数のテント。
インカ古道トレッキングだけでなく、他のツアーの人たちもここに泊まるようで、
ものすごい数の人がここに滞在する。
ここにはなんとシャワーがあり、s/5(150円)で浴びることができ、
テントに荷物を置いて真っ先にシャワーへ行く。
熱くて気持ちい~!
そして、風呂上りのビール!
1本s/10(300円)という山価格だが、みんな達成感から飲んじゃっている!
今晩はテントではなく、レストランの中でのティータイムの後、夕ご飯。
今日は最後のご飯ということもあり豪華!豪華!
思わずみんなから拍手がもれるほど。
チャーハンやピザにチキンまで、うますぎます。
とうがらしの中に野菜などを詰めて揚げた”ロコト・レジェノ”は、ピリ辛でペルーの伝統料理。
メキシコの人はぜんぜんおいしいって食べてるけど、
ヨーロッパの人たちが辛いの全然ダメなのね。
野菜でできた鳥まで登場!

食事の後、ポーターさんへのチップをみんなで話し合って決めることに。
18人もいればまとまるわけもなく…なんでツアー代に含まれていないんだとか言う人もいる。
だいたい申し込みの時に聞いた金額が相場のようで、
まとめ役のピルロさんがお金を集めて回る。
払っていない人もいたようだけど…
ポーターの給料はどこから出ているのか?
チップだけの収入なんてあり得ないくらいの労働だろうと思う。
ツアー代から一部支払われていると信じたい。
最後にみんなとポーターさんと集まって、お礼のセレモニー。
日本語・スペイン語で挨拶。
おかげでとても楽しく過ごす事ができたと。
そして、みんな寝るのかと思ったら、集まって飲み始めてるし!
明日はまさかの3時半起きでマチュピチュを目指す。
早く寝ないと明日くだばってしまう~
それでも明日到達するんだっている高揚感の方が高まっているのかもしれない。
いよいよ明日だ。
ゆーじ
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