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平和への祈り

平和の祈りを捧げる

広島平和記念公園へ。
近代的なビル群を背景に、ひとつ異質な古い建物、原爆ドーム。
屋根は吹き飛ばされ、鉄柱はむき出しになり、
内部は建物の壁の破片が散らばって足の踏み場がない。
そこだけがぽっかりと時が止まっているかのようだ。

原爆ドームと元安川

原爆ドームは悲惨さの象徴のようになっているけど、
原爆投下直後の写真を見ると、ドームの周りは一面の焼け野原。
ドームは、残骸がかろうじて残った数少ない建物だったとわかる。
原爆は、すべてを焼き尽くし、人々の心の奥底まで突き刺さった。

千羽鶴

原爆資料館で、人間の作り出した地獄を目の当たりにし、
自分に何ができるのだろうと途方にくれる。
資料館の中はあまりにも暗く、痛みと哀しみが徘徊している。

でも、一歩資料館の外に出ると、太陽がとてもまぶしく、
公園内はあまりにも平和で、そのギャップに戸惑ってしまう。
明るい場所に居続けると、そこが当たり前のように感じて、
負の面に意識を向けなくなってしまう。

正直、原爆ドームのあたりの空気は重苦しく、
原爆ドームと平和公園との間を流れる元安川はお墓のような雰囲気が漂っていて苦手だ。
でも、負の遺産を見る前と見た後では、確実に平和観が違っている。
負の遺産を見て、平和について考えること、これは世界一周中も続けていきたい。

ノーモアヒロシマ

原爆投下へ向けての日米両政府の政策過程、日米両国民の原爆観については、
次の学術書がお勧め。
学術書なので、文章は固いけど、膨大な資料とデータに基づいた分析がされている。

両大戦間の日米関係―海軍と政策決定過程両大戦間の日米関係―海軍と政策決定過程
(1993/12)
麻田 貞雄

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Comments:2

かっちゃん URL 2010-02-25 (木) 00:05

広島に投下されたの原子爆弾の名前「リトルボーイ」、長崎のは「ファットマン」。日本語で言うところの「チビ」と「デブ」。こういう無邪気なセンスって、すごく怖いなって思うんだよね。

私が原爆についての書籍で刺激を受けたのが、小説なんですど、田口ランディ「被爆のマリア」です。

戦争について考えることってとっても大切なことなんですけど、距離感って難しいと思うんです。例えば平和活動をするにしても仕事や普段の生活に負荷なるのも疑問符だし、悲しみや不幸といった負の部分が多いから、精神的にネガティブだし。

この小説はフツーの人が、戦争を考えることの距離感が上手くとれているな~って思った作品でした。

96happyworldjourney URL 2010-02-25 (木) 09:37

>かっちゃん
距離感。確かに難しいです。
ここ何年か、自分の生活の中に”平和”に対するアプローチ方法を模索しております。
かっちゃんの言うように、平和活動するにしても、どう自分の生活や世間との距離を取りつつすべきなのか?
この旅の中で、それを考えつつ、そして少しでもこういった記事を発信できたらと思っているところです。
ランディの被爆のマリアは読んでないので、ちと読んでみます!ありがとう。

ゆーじ

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