- 2010-05-27
- [4カ国目 メキシコ]グアダラハラ
朝から宿の目の前の巨大なリベルタ・メルカード(市場)の建物へ。
昨晩は何も食べないでずーーーっと寝ていたので、お腹が空いてしまっている。
この市場1階が野菜・雑貨を売っていて、2階部分に定食屋さん、時計、金、電化製品などが売っている。
かなり大きい建物。
外に屋台が見当たらないな~と思っていたらこんなところにいっぱい集まっていた。

市場の中の適当な屋台を選んで入る。
コミーダ・コリーダが朝からあったので、オーダー。
なかなかのボリューム。
さて、グアダラハラ観光へ。
まずは世界遺産オスピシオ・カバーナス(Hospicio Cabanas)へ。

ここは、元孤児院と病院で今ではギャラリーや市民の文化活動の場となっている。
建物はヨーロッパにでもありそうなゴシック風で、パテオの緑が気持ちいい。
一番の見所は、チャペルにあるメキシコの3大壁画巨匠の一人ホセ・クレメンテ・オロスコ(Hose Clemente Orozco)の壁画。
ギャラリーでは、オロスコの作品を年代毎に追っていける多数の作品が見れる。
特に壁画の下絵は見ていておもしろい。
やはり精巧に下絵を書き上げて壁に向かうんだなって思わせるものや、
下絵のある部分が壁画では書き直されていたり、
手の形などを入念に書き上げていたりと、壁画の創作過程が垣間見れた。
そして、チャペルの中に入ると圧倒される。
全面と言っていいほど壁画で埋め尽くされている。
これほどの量の壁画を完成させるそのクリエイターとしての力がすごい。


壁画を見終わり、ソカロ(街の中心部)方面へ歩く。
ソカロの隣には市庁舎があり、そこにもオロスコの壁画がある。
市庁舎の2階へ上がる階段に”メキシコ独立の父”と呼ばれるイダルゴ神父の画が描かれている。

イダルゴ神父は宗主国スペインに対して独立闘争を起こした人で、
お札にも使われていたり、シティにイダルゴという地区があるくらい称えられている。
この壁画の迫力で、独立運動当時の凄まじさが感じられる。
その後、ソカロの隣にあるカテドラルを見ると、
もう街の中心部では見るべきものが無さそうだったので、
バラガンが設計した建築を見て周ろうということに。
ここグアダラハラはバラガンが産まれ、育った街。
まずは革命公園。
大きな道を挟んで左右対称のように作られてはいるが、初期の作品のようでピンクや黄色といった晩年のカラフルな色使いは見られない。
ただ、木々が多く、日陰が多くそこで休む人が多く見られた。
憩いの場的な所なのだろう。

続いて、地球の歩き方の古い版に載っていたロブレス・カスティージョ邸へ。
ここは見る影もなく、真っ白な壁のカフェ”La Barracana”になっていてた。
建物は時代と共に移り変わっていく。
あまり期待せずに最後の建物”ゴンザレス・ルナ邸”へ。
まっ黄色の家。
日本にあれば浮いてしまうであろう色合い。でも、ここで見るとかわいらしく見える。
残念なことに、エキシビジョンの準備中とかで、中に入れない!
建物の周りだけは見てもよいとのことで、庭だけを見る。
このまま帰るのは嫌だな~って思っていると、たまたま英語ができるスタッフがいて、
ちょっとだけ中を見せてって言うと、快く快諾!
ありがたい限り。

これも初期の作品ではあるけれど、建物内の採光はとても素敵だった。
黄色だけど、明るすぎず、とても落ち着きを与えてくれる。
期待していなかった分、素敵な建築に出会えてうれしくなる。

しかし、今日は異常に暑い。
何度も何度も水分を買っては飲み続ける。
ここはインドかっていうくらいの暑さだ。
バスでソカロまで戻り、またぶらぶら。
メルカードになぜか日本食っぽい中華っぽい屋台が並んでいるのを発見。
サオリというお店でチキンの照り焼きを食べてみる。
かっなり甘かったけど、結構な量でお腹いっぱい。
サオリさんは日本人とのこと。
ゴンザレス・ルナ邸で中に入れてくれたスタッフは、日系3世とのことだったので、
日系の人が多いのかもしれない。

メキシコ第2の都市、グアダラハラ。
あっという間に観光終了。
シティよりもこじんまりとした街。それにしても、かなり小さい街だった。
惹かれるものはあまりなかったので、明日にはグアナファトへ。
ゆーじ
FC2ノウハウ
昨晩は何も食べないでずーーーっと寝ていたので、お腹が空いてしまっている。
この市場1階が野菜・雑貨を売っていて、2階部分に定食屋さん、時計、金、電化製品などが売っている。
かなり大きい建物。
外に屋台が見当たらないな~と思っていたらこんなところにいっぱい集まっていた。

市場の中の適当な屋台を選んで入る。
コミーダ・コリーダが朝からあったので、オーダー。
なかなかのボリューム。
さて、グアダラハラ観光へ。
まずは世界遺産オスピシオ・カバーナス(Hospicio Cabanas)へ。

ここは、元孤児院と病院で今ではギャラリーや市民の文化活動の場となっている。
建物はヨーロッパにでもありそうなゴシック風で、パテオの緑が気持ちいい。
一番の見所は、チャペルにあるメキシコの3大壁画巨匠の一人ホセ・クレメンテ・オロスコ(Hose Clemente Orozco)の壁画。
ギャラリーでは、オロスコの作品を年代毎に追っていける多数の作品が見れる。
特に壁画の下絵は見ていておもしろい。
やはり精巧に下絵を書き上げて壁に向かうんだなって思わせるものや、
下絵のある部分が壁画では書き直されていたり、
手の形などを入念に書き上げていたりと、壁画の創作過程が垣間見れた。
そして、チャペルの中に入ると圧倒される。
全面と言っていいほど壁画で埋め尽くされている。
これほどの量の壁画を完成させるそのクリエイターとしての力がすごい。


壁画を見終わり、ソカロ(街の中心部)方面へ歩く。
ソカロの隣には市庁舎があり、そこにもオロスコの壁画がある。
市庁舎の2階へ上がる階段に”メキシコ独立の父”と呼ばれるイダルゴ神父の画が描かれている。

イダルゴ神父は宗主国スペインに対して独立闘争を起こした人で、
お札にも使われていたり、シティにイダルゴという地区があるくらい称えられている。
この壁画の迫力で、独立運動当時の凄まじさが感じられる。
その後、ソカロの隣にあるカテドラルを見ると、
もう街の中心部では見るべきものが無さそうだったので、
バラガンが設計した建築を見て周ろうということに。
ここグアダラハラはバラガンが産まれ、育った街。
まずは革命公園。
大きな道を挟んで左右対称のように作られてはいるが、初期の作品のようでピンクや黄色といった晩年のカラフルな色使いは見られない。
ただ、木々が多く、日陰が多くそこで休む人が多く見られた。
憩いの場的な所なのだろう。

続いて、地球の歩き方の古い版に載っていたロブレス・カスティージョ邸へ。
ここは見る影もなく、真っ白な壁のカフェ”La Barracana”になっていてた。
建物は時代と共に移り変わっていく。
あまり期待せずに最後の建物”ゴンザレス・ルナ邸”へ。
まっ黄色の家。
日本にあれば浮いてしまうであろう色合い。でも、ここで見るとかわいらしく見える。
残念なことに、エキシビジョンの準備中とかで、中に入れない!
建物の周りだけは見てもよいとのことで、庭だけを見る。
このまま帰るのは嫌だな~って思っていると、たまたま英語ができるスタッフがいて、
ちょっとだけ中を見せてって言うと、快く快諾!
ありがたい限り。

これも初期の作品ではあるけれど、建物内の採光はとても素敵だった。
黄色だけど、明るすぎず、とても落ち着きを与えてくれる。
期待していなかった分、素敵な建築に出会えてうれしくなる。

しかし、今日は異常に暑い。
何度も何度も水分を買っては飲み続ける。
ここはインドかっていうくらいの暑さだ。
バスでソカロまで戻り、またぶらぶら。
メルカードになぜか日本食っぽい中華っぽい屋台が並んでいるのを発見。
サオリというお店でチキンの照り焼きを食べてみる。
かっなり甘かったけど、結構な量でお腹いっぱい。
サオリさんは日本人とのこと。
ゴンザレス・ルナ邸で中に入れてくれたスタッフは、日系3世とのことだったので、
日系の人が多いのかもしれない。

メキシコ第2の都市、グアダラハラ。
あっという間に観光終了。
シティよりもこじんまりとした街。それにしても、かなり小さい街だった。
惹かれるものはあまりなかったので、明日にはグアナファトへ。
ゆーじ
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