fc2ブログ

DiaryTOP > 2015年04月

2015年04月

エスファハーンでモスク巡り

エマーム広場

かつてエスファハーンは「ここには世界の半分がある」と言われるほど栄えた時代があり、
その象徴がコーランに記された楽園をお手本として造られたというエマーム広場。
広大な敷地の中央には噴水が水を湛え、周りを豪華なモスクや宮殿が囲む。
夜はライトアップされ、市民の憩いの場となっている。
そのエマーム広場にを起点に、今日はエスファハーン観光を。

まずはアーリー・ガープー宮殿へ向かう。
この宮殿は、イラン最古の高層建築で7階建て。

音楽堂

最上階は音楽堂になつており、
余分な音を吸収するように天井がハチの巣状に設計されていて圧巻。

マスジェデ・エマームモスク

エマーム広場に戻り、広場に面して建てられたマスジェデ・エマームモスクへ。

エマームモスク入口

工事中ではあったけど入り口から、青を基調としたタイル装飾が息を呑む美しさ。
このモスクが「イラン建築の最高傑作」と呼ばれることに早くも納得してしまう。
礼拝堂の天井は、ドーム状になっており、中央で手を叩くとドーム全体に音が響く。

エスファハーンのバザール

ゲイサリーイェ市場を通って、マスジェデ・ジャーメへ向かう。
市場の商品を見るのも楽しい。
この市場は、モスクや宮殿近くはイランの伝統工芸品である
貝殻の彫刻、木彫り、真鍮や絨毯屋が並ぶけど、
広場から遠ざかるにつれ日用品や食品の店になり、人も少なくなる。

マスジェデ・ジャーメの回廊

マスジェデ・ジャーメは灰色の回廊が特徴的で落ち着いた色彩のモスク。

マスジェデ・ジャーメ

ジャーメは金曜という意味だそうで、金曜モスクという名前の通り、
礼拝日の金曜は人で溢れるのだろう。
見学できる場所は限られているけど、敷地は2万平方メートルもあるらしく、
イランでも最大規模のモスクだそうだ。

チャイハネにて

少し休憩しようと、チャイハネへ。
ガイドブックに載っていたアーザーガーデンという有名なチャイハネに入ると、
天井が低く洞窟のような趣きの店内はお客さんで満席だった。
殆ど男性客だけど、意外にも若い女性の姿もちらほら。

イランの女性 チャイハネにて

せっかくなので、ゆーやんは水タバコを頼み、
私は甘いスイーツを楽しんでいると、母娘で座っていた娘さんが話しかけてきた。
美しい娘さんで、上品なお化粧をしていて、なんだかドキドキしてしまった。

イランに来る前は、全身の肌覆い、外出もままならないイランの女性は近寄りがたい印象があったけど、
イランに来てから、女性達から受ける視線は全く嫌なものではなく、
外国人に対するただ純粋な興味を感じる。
外観は秘めた謎に包まれた存在に見えるイラン女性も、
家ではきっと、明るくおしゃべりな普通の女性なんだろう。

マスジェデ・シェイフ・ロトフォッラーモスク

観光の最後は、エマーム広場に隣接して建てられたシェイフロトフォッラーモスクへ。
ここは王様専用のモスクだったそうで、とにかく豪華。

マスジェデ・シェイフ・ロトフォッラーモスクの天井

今日一日イスラム建築を巡り、改めてその美しさに圧倒された。
計算されつくした幾何学模様の全体像の美しさと、
それを実現するための緻密で精巧な工程は想像を絶する。
モスクのドームを見上げると、満天の星空を見上げているようで、吸い込まれそうになる。
神との対話のための空間を、圧倒的な美で溢れさせる信仰心に打ちのめされる一日だった。

ありさ

*2011年9月27日の旅日記です。
4年掛けて旅の日記を仕上げていきます。もうしばらくお付き合いを!
  • Comments: 0
  • TrackBack: 0
  • Twitterでつぶやく
  • はてなブックマーク - エスファハーンでモスク巡り


  • にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

  • ↑↑↑↑ ブログランキング参加中。
    ☆1日1回クリックをお願いします☆

アルメニア人が住むジョルファー地区へ

アルメニア人が多く住むジョルファー地区へ。
かつてサファビー朝の全盛期、当時の王が新しい都としてエスファハンを建設するにあたって、
優れた職人や商人をアルメニアのジョルファー地区から連れてきたそうで、
その人々はキリスト教信仰が許され、教会建設も認められたそうだ。
現在も多くのアルメニアのが住むそうだが、地区内は閑静で人通りが少なかった。

ヴァーンク教会

ヴァーンク教会を訪れる。
教会なのに、天井はドーム型で外見はモスクのよう。
てっぺんの小さな十字架が、やっとキリスト教会であることを示している。

ヴァーンク教会

教会内部は撮影禁止なので、写真は入口のもの。
内部の壁面は、一面にカラフルな宗教画が描かれており、圧巻だった。

ライトアップされたエマーム広場

エマーム広場まで戻り、チャイハネへ。
エマーム広場は、暗くなるとライトアップされる。
結構夜遅くまで家族連れや若い人々が寛いでいて、平和な雰囲気。

夜、夜行バスでシーラーズへ向かう。

ありさ

*2011年9月28日の旅日記です。
4年掛けて旅の日記を仕上げていきます。もうしばらくお付き合いを!
  • Comments: 0
  • TrackBack: 0
  • Twitterでつぶやく
  • はてなブックマーク - アルメニア人が住むジョルファー地区へ


  • にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

  • ↑↑↑↑ ブログランキング参加中。
    ☆1日1回クリックをお願いします☆

ペルセポリスと鏡張りの万華鏡聖廟

朝7時にシラーズに到着。
宿に荷物を置いて、ペルセポリスへ向かう。
タクシーでバスターミナルへ向かい、バスで拠点の町まで行き、そこからタクシーで遺跡へ。

ペルセポリス

ペルセポリスは、アケメネス朝ペルシャの王宮として紀元前518年に築かた。
紀元前330年にアレクサンドロス大王が率いるマケドニア軍によって焼き払われたが、
遺跡の一部が残っている。

ペルセポリスのレリーフ

旅人からのこの遺跡の評判はあまりよくなかったけど、行ってみるとなかなか面白かった。
レリーフには、王に謁見するためにやって来た様々な民族の姿が刻まれており、
民族ごとに顔つきや服装や持ち物などの特徴が違うのが面白い。

ペルセポリス

広大な敷地を1時間半くらい見学すると、暑くて干からびそうになった。
再びタクシー、バスを乗り継いでバスターミナルへ戻る。

昼食後、歩いて近くのアリー・エブネハムゼ聖廟へ。
聖廟に入る前に地下に呼ばれたので、
男女別の入り口から中に入ると、多くの人が男女別に座っていた。
説教とお祈りの時間だったのかもしれない。
なぜか配られていたお菓子と飲み物の施しを頂いてしまった。

アリー・エブネハムゼ聖廟

聖廟内に入ってびっくり。
全面鏡のモザイク張りだったのだ。

アリー・エブネハムゼ聖廟内部

まるで万華鏡の中に迷い込んだような感覚になる不思議な空間の下、
人々が熱心に祈りを捧げていた。

キラキラしているのに、なぜか安心する。
「いつまでも、いつまでもここにいたい」そう思わせるような、
何か温かいものに包み込まれているような気持ちになる空間だった。

ヴァキール・バザール

次に目指すモスクに近いヴァキール・バザールを通ると、すごい人混み。
買い物熱の中にまぎれて歩くのも悪くない。

マスジェデ・バキール・モスク

マスジェデ・ヴァキール・モスクへ。

マスジェデ・バキール・モスク

モザイクタイルがピンクや黄色の色使いの花模様でメルヘンチック。

次にシーラーズの聖であるシャー・チェラーグ廟へ。
ここも全面鏡張りで、規模はアリー・エブネハムゼ聖廟よりも大きいらしいのだけど、
異教徒は立ち入り禁止、敷地内は撮影禁止だった。
残念だけど、エブネハムゼ聖廟で万華鏡の空間をかなり堪能できたので満足だ。

ありさ

*2011年9月29日の旅日記です。
4年掛けて旅の日記を仕上げていきます。もうしばらくお付き合いを!
  • Comments: 0
  • TrackBack: 0
  • Twitterでつぶやく
  • はてなブックマーク - ペルセポリスと鏡張りの万華鏡聖廟


  • にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

  • ↑↑↑↑ ブログランキング参加中。
    ☆1日1回クリックをお願いします☆

ステンドグラスのピンクモスク

ローズ色のタイルの入り口

朝、ステンドグラスで有名な
マスジェデ・ナスィーロル・モスクへ。
ピンクのタイルが多用されていることから、「ピンクモスク」とも呼ばれている。

マスジェデ・ナスィーロルモスク

綿密に織り込まれた絨毯にステンドグラスを通して朝の光が写り、
なんとも言えない美しい空間を創り出していた。

ステンドガラスを通して

日が高くなると、光もどんどん短くなってしまうので、この奇跡は早朝にしか見られない。
朝早く出発したつもりだったけど、もう少し早く来たら、長い光線を見られたかもしれない。

カーペットに写るステンドグラスの光

キリスト教の教会でステンドグラスが使われているのはよく目にするけど、
イスラム教のモスクでカーペットとステンドグラスの光が融合する様を見るのは初めてだ。
刻一刻と姿を変えるその儚さがまた美しさを助長させる。
このモスクは、訪れる人もまばらで、モスク内は静まり返っていた。
静寂の中、光の織り成す造詣に心行くまで見入った。

モスクを出ると、一旦宿に戻ってゆっくりしてからバスターミナルへ。
6時間の予定が7時間以上かかって次の目的地ヤズドに到着。
夜行にすればよかったかも。
しかもターミナルがかなり遠いところに変更になっていて途方に暮れる。
タクシーがしつこく声をかけてくるけど、信用できそうにないので断ったものの、
閑散としたターミナルには他に誰もいない。
困っていると、通りすがりの方が親切にも宿まで連れて行ってくれた。

ヤズドの街は、田舎街という佇まいで、灰色の土壁が印象的。
目指していた宿は満室だったので、隣の宿へ。
テヘランで一緒の宿だった前田さんとたかし君に再会できた。

ありさ

*2011年9月30日の旅日記です。
4年掛けて旅の日記を仕上げていきます。もうしばらくお付き合いを!
  • Comments: 0
  • TrackBack: 0
  • Twitterでつぶやく
  • はてなブックマーク - ステンドグラスのピンクモスク


  • にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

  • ↑↑↑↑ ブログランキング参加中。
    ☆1日1回クリックをお願いします☆

砂漠の街ヤズド

ハンマムを改装したチャイハネ

午前中は、次の訪問国トルクメニスタンの情報収集をし、昼食へ。
ハンマム(公衆浴場)を改装したチャイハネへ向かう。

ハマームエ・カーン

タイル使いが美しく、足を踏み入れた瞬間からテンションが上がる。
お風呂屋さんは、裸の付き合いをする特殊な社交の場。
どれほどの人がここでどんな時間を過ごしたんだろうと想いながら、その独特の空間を味わう。

ヤズドの町並み

昼食後はヤズドの街を散策する。
砂漠の街ヤズドは、厳しい自然条件の中で快適に過ごすために建築が発展した街だ。

PA015164.jpg

趣のある土壁の小道を歩いていると、家の角にタワーのような柱が建っている。
これは、風を取り入れるための採風塔で、
ここから入った風が建物内部の貯水槽に当たり、冷風を建物内に循環させる
自然のクーラーの役目を果たしているそうだ。

ヤズドのドアノッカー

左右で異なるドアノッカーを付ける事で、
訪問客が男性か女性か音で見分けられるようになっている。
右の女性用の方が高い音が鳴るそうだ。

ヤズド建築が顕著に表れているという、昔の邸宅ラリーハ邸を見学。
ツアー形式なのか、ガイドのおじさんが細部まで説明してくれる。
飲料・生活用水の確保のため不可欠だった地下水路、
冷蔵庫代わりの氷保存部屋、日干し煉瓦の壁。
砂漠の街ならではの工夫が随所に見られた。

ヤズドのは、商店も少なく、人もまばらで、田舎町といった雰囲気。
優しい色合いの黄土色の土壁のせいか、
街を歩くと心がゆったりとほぐれ、時の流れがゆるやかになる。

ありさ

*2011年10月1日の旅日記です。
4年掛けて旅の日記を仕上げていきます。もうしばらくお付き合いを!
  • Comments: 0
  • TrackBack: 0
  • Twitterでつぶやく
  • はてなブックマーク - 砂漠の街ヤズド


  • にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

  • ↑↑↑↑ ブログランキング参加中。
    ☆1日1回クリックをお願いします☆

DiaryTOP > 2015年04月

Search
Meta
Feeds
BLOGランキング
  • ↓応援クリックお願いします!
  • にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
  • 人気ブログランキングへ ブログランキング
RSSに登録
Share |

Page Top