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2011年08月24日

白い温泉の台地パムッカレ

以前この地を訪れたのはもう10年も前の話だ。
あの時は雪が降り、寒かった印象がある。
もっと何もないド田舎だったパムッカレの小さな村も、
今ではきちんとした村の様相をしてきた。
そもそもトルコ自体が大きく変わっていた。
10年という歳月は、ひとつの国をこんなにも発展させ、大きくするのだなと実感する。

石灰棚で有名なパムッカレ。
町からは白い台地がどどんと見える。圧倒的な白さと力強さを感じる。
町から歩いて入場し、靴を脱ぎ、素足になって白い石灰の坂道を登っていく。

パムッカレの石灰棚

坂道の脇にきれいに整備された石灰棚が並んでいる。
石灰棚の中では、青く光る温泉水が溜まっている。
上の温泉から流れ落ちてきているようだ。
みんな思い思いに湯貯まりに浸かっている。
イスラム圏とは到底思えないほどに、女性の肌の露出が多い。
観光客が肌を露出しているのはもちろんのこと、トルコの人々も大して気にしていないようだ。
エジプトとは違いすぎる。ここは本当にイスラム圏か?と思わざるをえないようなところだ。

石灰棚の中はぬるま湯程度の温かさしかなかったけれど、
昼間からどんどん照りつく太陽のおかげで、汗ばむ陽気になっていた。
多くの観光客を横目に、棚に寝転びながら、お湯に浸かりのんびり時間を過ごす。
世界のいろいろな温泉に行ってきたけれど、ここはなんだか不思議な気分になれる。

坂道を登りきったところに、台地が広がり遺跡跡がある。
こんなものあったっけ?と10年前に来た時の記憶が抜け落ちていることに気がつく。
ローマ時代のヒエラポリス遺跡群だけれども、こちらにはほとんど人はいない。
みんなやはり石灰棚に浸かる方が楽しいのだ。
ここにはローマ遺跡が残る温泉施設があり、別料金で入浴することができる。

パムッカレの石灰棚

それにしても石灰棚の感じが記憶と違いすぎる。
あんなにもきれいに整備されていたかな?
そう思いつつ、台地の左奥にもまだ石灰棚があることに気がつく。
先ほどのように整備された感じではなく、台地から下に無造作に並び、それでいて均整が取れている棚。
残念なことに、一部の棚には全く水が無く、干からびていた。
観光地化による環境破壊を防ぐために、水量を制限しているとのこと。

この水のない棚を見た瞬間に10年前の記憶が急に蘇る。
あの時はここの石灰棚に入ったなと。
雪が降り、とても寒い中で、素足になって温泉に足を入れた時の暖かさを思い出した。

入場してから感じていたひっかかりはこれだったのだろう。
そもそもさっき浸かっていた石灰棚は以前からあったのかなと疑問に思い始めてしまった。
自然の産物が、観光地化されていくことで、ますます整備される必要がある。
仕方のないことなのだろうけれど、なんだか寂しさを感じてしまった。

パムッカレの石灰棚

パムッカレの夕日がきれいだと旅人から聞いたので、しばし時が経つのを待つ。
天気がよかったので、はっきりとした夕日を見ることができた。
でも、夕日を浴びて赤く染まるはずの石灰棚には水が溢れていなかった。

ゆーじ
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