FC2ブログ

DiaryTOP > 2011年08月17日

2011年08月17日

天空の白い街

ロバが行き交う フィラ

サントリーニ島の中心部、フィラの町を散策する。
サントリーニ島は、火山島だ。
数千年おきに噴火を繰り返し、1956年にも大噴火を起こした。
その噴火で街は壊滅状態になり、その後に構築されたのが、
今の白く美しい街並みなのだそうだ。
もし、この街が白く塗られていなかったら、
火山岩と火山灰の灰色だけだったら、きっと魅力は半減する。
強い太陽光を反射させて屋内に熱がこもらないように、
ギリシャの家は石灰で白く塗られているそうだ。
でも、実用的な効果以上の効果を「白」は持っているのだと思う。
灰色の断崖絶壁に、白い家々が稜線を描く様は、まるで空に浮かぶ天空の街のようだ。

土産物屋などの小さなお店がひしめくメインの通りは、
朝から晩まですごい賑わいで、まっすぐ歩けないほどの人ごみ。
でも、メイン通りから一筋離れてみると、人通りもまばらで、とても静か。
崖沿いには、どの部屋からもエーゲ海が見えるように、
段々に部屋が連なる真っ白い壁のホテルが並ぶ。
その間の小道を、チリンチリンと鈴の音を立てながらロバが行き交い、
猫が気ままに家々を行き来する。

ふと、教会の扉を閉める、黒服の老女が目に入った。
ギリシャの女性は未亡人になると、黒服で余生を過ごすそうだ。
観光客の煌びやかな夏服と白壁の光溢れる世界の中で、
しとやかな黒服はひときわ際立って見えた。
暑くもなく湿気もないパラダイスの夏が終わり、観光客が去っていくと、
彼女達、島民の静かな生活が島を彩るのだろう。

結婚式を終えたカップル フィラ

音楽隊が陽気な音楽を奏で始めたと思ったら、教会から式を終えたカップルが出てきた。
そして、島を散策しながらの写真撮影。
なんてロマンチックなんだろう。
周りにいた人は、皆足を止め、見ず知らずの二人を暖かく祝福した。

そして、今日も陽が落ちる。
天空の白い街すべてを、夕陽色に染めて。

フィラの夕暮れ

毎日ただただ夕陽を求めて、たくさんの人が移動し、それに魅せらている島。
何度も何度もその美しさに圧倒される島。
おとぎの国のような天空の白い街が彩る島。
そんな島があったなんて。

ありさ
  • Comments: 8
  • TrackBack: 0
  • Twitterでつぶやく
  • はてなブックマーク - 天空の白い街


  • にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

  • ↑↑↑↑ ブログランキング参加中。
    ☆1日1回クリックをお願いします☆

DiaryTOP > 2011年08月17日

Search
Meta
Feeds
MOON PHASE
CURRENT MOON
BLOGランキング
  • ↓応援クリックお願いします!
  • にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
  • 人気ブログランキングへ ブログランキング
RSSに登録
Share |

Page Top