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2011年06月03日

ある家族の日本観から

イルカと泳いだあの感動が忘れられなくて、再びイルカツアーに申し込みにいった。
イルカは野生なので、何十頭もの群れに出会えることもあれば、一頭も見られない日もある。
結局、今日はイルカにほとんど出会えなかったのだけど、
同じツアーに参加していたデンマーク人の家族との会話が印象に残っている。

ザンジバルの漁師さん

その家族は、20歳代の娘さん、60歳過ぎのお父さん、叔父さん。
フレンドリーにいろいろ話しかけてくれるのだけど、
日本人に初めて会ったらしく、日本のイメージがずれているのだ。

悪気はないのは分かる。
だけど、イルカツアーに向かう途中でこの話題…とびっくりしたのがこの質問。

「日本人はクジラを食べてるんでしょ。イルカも食べるの?」

旅の間、日本の捕鯨について話題にされたのは、これが初めてではない。
捕鯨に関するセンセーショナルな映画が発表されてから、関心が強まっているせいだろう。
何の気なしに話題に上ることもあるし、明らかに批判の目で見られることもある。
困るのは、日本人全員がクジラを食べているような言い方をされる時だ。

他にも、ツアー中に彼らに聞かれたことを思い出してみる。

「海外旅行をする日本人は皆、親からお金をもらって旅しているんだよね?
 親が子どものためにたくさん貯金をしてるってテレビでやってたよ」

「デンマークに来る日本人は写真ばかり撮ってあっという間に去っていく。
 日本が発展したのは、昔、日本人がああやってヨーロッパ中を撮りながら旅行して、
 帰国後、真似したからだよ。
 自動車も家もヨーロッパの真似したんだよね?」

「日本にはアフリカのバラックのような家に住んでいる貧しい人がまだいるの?」

「日本人は仏教徒だから、輪廻転生を信じているんだよね?」

「日本人は毎日魚を食べているんでしょう?お肉はめったに食べないんだよね?」

一応、疑問系で聞いてくれる。
でも、私が答えに困りつつ現状を話しても「ふーむ」と納得していない表情で、
今まで作り上げてきたイメージを変えるつもりはなさそう。
一度作り上げられた偏見とかイメージは、変えるのが難しい。

海外で日本はどういう報道のされ方をしているんだろうと疑問に思う。
旅の途中、今まで出会った外国人で、日本に行った事のある人は、
日本や日本人についてよく理解してくれていて、好意的な人が多かった。
でも、日本に行った事のない人は、
メディアが作り上げる「ニッポン」をそのまま受け入れるしか情報源がない。

ゆーやんとよく話すのは、
これはもう、たくさんの人に日本に来てもらって、
日本人と接してもらうしかないんじゃないかという事。

ところが、外国人にとって日本は旅しやすいかどうかを考えてみると、
旅しやすいとは言えない現状があると思う。
宿も移動も高い、無料Wifiが少ない、言葉が通じない、知らない人とは会話どころか目を合わせない…。
どうにかならないかな、と考えてみる。

宿に戻ってゆーやんと「もっと旅がしやすい日本」「日本に深く触れる旅」
をあれこれ考えていたら、どんどん楽しくなってきた。

ありさ
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