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2011年06月01日

イルカの歌を聴いた日

宿の受付に貼られているツアー一覧を見ている時、
気になる文字を見つけてしまった。

"Dolphin Tour"

ん?

宿の人に聞いてみる。
「このツアーって、イルカと泳げるの?」

「イエス」

そんなアッサリ!!
ザンジバルでイルカと泳げるなんて、知らなかったーーー。

この旅で一番やりたかった事のひとつがイルカと泳ぐ事。
昨年、メキシコのコスメル島でイルカと泳ぐという夢は叶ったけど、野生のイルカではなかった(その日の日記)。
いつか野生のイルカと…とは思っていたけど、人生の長いスパンの中での願いだった。
いきなり目の前に夢への切符が現れるなんて思っても見なかったので、宙にも浮いた気分。
ゆーやんは、もう分かってますという顔でニヤニヤしている。
即申し込み。

そして、今日。
興奮で朝早く目覚める。
瞳孔は開き気味で、鼻息荒し!

お迎えの車に乗り込むと、参加者はフランス人と南アフリカ人の女の子達。
ゆーやんのおとぼけに一々笑ってくれるとっても気さくでいい人達。
約2時間半でキジムカジ村に到着し、早速船に乗り込む。
イルカは暑すぎるのが苦手なので、太陽が出ている日よりも曇りくらいがいいとの事。
今日はそれほど暑くもなく、少し雲が出ているくらいでちょうどいい。

20分くらい沖に進むと、5隻くらいの船が集まっていた。
「イルカがあそこにいるよ!」と船頭さん。
え、もう?
皆、慌ててフィンとマスクを装着する。
船頭さんがベストポイントで船を止めると、水中へジャンプ。

すると、いた!
何十頭ものイルカの群れが、回ったりじゃれ合ったりして遊んでいる。

イルカと泳ぐ

フワーッと群れで上に上がってきたかと思うと、触れるくらいの距離をかすめていく。
ゆーやんは手が触れそうになって、あわてて身体を反らせて触れないようにしている。
野生だから触れない方がいいのかなと。

チビの赤ちゃんイルカもいて、こちらに興味を持って横目で見ながら泳ぐうちに、
お母さんイルカに遅れをとって、必死で追いついている。
胸キュンだーーーー。

感動して船に戻ると、すぐに次のポイントへ。

イルカがお出迎え

イルカが呼吸をするために上がってきたタイミングで、飛び込むよう合図がある。
水中には、またイルカの群れがいた。
並走するように泳ぐけど、今回のイルカは結構速い。
一箇所で縦になって遊んでいる時はいいのだけど、泳ぎ出すとイルカはとても速いのだ。

すると、一頭のイルカが「付いておいでよ~」と言っているかのように、
群れから離れてだいぶゆっくり、私に合わせて泳いでくれた。
優しさが嬉しくて、胸が一杯になってはりさけそうだった。
そのイルカは、しばらく一緒に泳ぐと、「じゃあもう行くね~」と言うかのように、
見えなくなった群れの方へ泳いでいった。
今起こったことが信じられない気持ちで、いつまでもその姿を追った。

歌いながら泳ぐイルカの群れ

船に戻ると、息付く暇もないまま次のポイントへ。
今度の群れは、キュインキュイ~ンと歌を歌っていた。
よく耳を澄ますと、一頭ずつ声が違うのが分かる。
イルカの声が水中で共鳴して、その中を、ゆったりと流れるようにイルカは泳ぐ。

イルカの群れと共に

底の方で泳いでいたイルカは、しばらくすると上の方に上がってきてくれた。
船に上がると、ゆーやんが
「数えたら27頭いたよ!」とニコニコ顔で言う。
「あの状況で数を数えてたの?」と、また皆に笑ってもらっていた。

こうして、その日は少しずつ場所を変えながら全部で5回、イルカの群れと泳いだ。
予想以上の数のイルカと、予想以上の回数を泳ぎ、誰に感謝していいのか分からない。
しかも、この感動を共有できる人がいるのは何とも仕合せな事だ。
ジンベエと泳いだ時も、マナティと泳いだ時も、アシカと泳いだ時も、いつもゆーやんと一緒だった。
二人で思い出しては、ふわりとやさしい気持ちで満たされる。
ゆーやんは、心振るわせる時、いつも側にいる。
旅に出てよかったと思う。

海から上がってお昼ごはんを食べている時、南アフリカ人の子が泳ぐのが速いという話題になった。
「なんでそんなに速く泳げるの?」と聞いてみると、
「えっ私ってそんなに速いんだ?今まで気づかなかった」なんて言うので、
「いやいや速すぎますよ」と皆でつっこむ。
彼女はちょっと考えた後、
「小さい頃から南アフリカのジェフリーズベイというサーフィンで有名な海で、
 荒波にもまれて泳いでいたからかな」との事。
小さい頃から海と共に生きてきた人なのだ。
才能がある人はその事が当たり前だと思うから、自分の才能に気づかないものなのかもしれない。

日本で野生のイルカと泳げるのは御蔵島が有名。
前に行ったことがある人にお会いした時、夢のような時間を過ごしたと夢中で話してくれた。
東京から行こうと思えば行けたはずなのに、行かなかったなぁ。
今、無性に行ってみたい。

ありさ
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