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2011年05月09日

砂漠の音

朝陽を目指す

早朝、朝陽を見るためにまだ暗いうちから出発。
私にはラクダがどこにいるのか分からないくらいの暗闇なのに、
ラクダ引きのおじさんは、その中をぐんぐん進んでいって鞍をつけてくれる。
ラクダが立ち上がると、ぐんと視界が高くなる。
おじさんの歩調に合わせて、ラクダはゆっくり砂丘を進む。

揺られるうちに、辺りが明るくなってくた。
昨日来たのと同じ道を引き返す。
そのはずなのに、いくつもの砂丘を見るうち、自分がどこにいるのか分からなくなる。
このまま永遠にラクダの背に揺られ続けるような錯覚を覚える。

砂の海を彷徨い1時間。
ラクダ引きのおじさんが足を止めた。
ここで朝陽を待つらしい。
赤らんだ東の空は、もう太陽を待つのみ。

そして、太陽が現れた。
砂が明るく色を変えていく。
じりじりと暑くなっていく。
「さあ、今日という日をはじめるぜ!」
そう言っているかのように、太陽は容赦なく照り付け、
暗闇は嘘の様に消え去ってしまった。

ラクダ引きのおじさん

砂漠という場所は、不思議だ。
時によって全く見せる顔を変える。
昨夜、夕食後にテントの外に出てみると、先程までの砂嵐は嘘のように収まって星が瞬いていた。
朝の砂漠はまた違う表情。
東の空が太陽の出現を待ちわびて赤く輝き、砂漠全体が光の訪れを待ちわびていた。
昼間の砂漠はひたすら暑く、太陽の角度によって色を変える。
砂丘のど真ん中で足元を見てみると、糞ころがしが小さな足跡を残して歩いていた。

朝、昼、晩、砂嵐の時の砂漠。
共通しているのは、そこが、音のない世界だということ。
見渡す限りの砂の海で、静寂だけが自分を包む。
そんな時、人は心の声を聴くのかもしれない。

"EVERYTHING'S gonna be ALRIGHT!"

音のない世界で聞こえてきた心の声は、
前に進む気力をくれた。

ありさ
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