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2011年04月

ロシアン食堂でまんぷく

教会を出て一通り街を歩いていると、とてもお腹が減っていることに気づいた。
地元の人で混んでいる食堂をしばらく探していると、地元の人が吸い込まれていくお店を発見。
中を覗いてみると、なんと水餃子らしいものを食べている人がいる。
それを目にした瞬間、迷うことなく店内へ。

ボルシチとシベリア餃子

メニューはロシア語表記でチンプンカンプンなので、他の人が食べている水餃子を指差して注文する。
さらにロシアに来たら食べたかったボルシチを注文。
ボルシチは、トムヤムクン、ふかひれスープと並んで「世界三大スープ」と言われているけど、
今まで食べる機会がなかった。
なんとなくシチューのようなものを想像していたので、出てきたボルシチを見てびっくり。
赤いスープにサワークリームが浮いている…。
恐る恐る口にしてみると、これが見た目に反してものすごくおいしい。
しっかりした味わいのブイヤベースでくたくたになるまでよく煮込まれた赤いテーブルビートがほんのり甘い。
見た目と味のギャップがたまらない食べ物だ。

そして、期待の水餃子は…、
ぷりぷり、モッチモチ!
お店の人イチオシのサワークリームにつけて食べると、さらにおいしさアップ。
餃子にサワークリームが合うなんて知らなかった。
この水餃子、ロシアでは「ペリメニ」と呼ばれていて、シベリアの方でよく食べられるものらしい。
考えてみれば、ロシアは中国と国境を接しているので、餃子があってもおかしくない。

食後は、他のお客さんに習って揚げたてドーナツと紅茶を頼んだ。
このお店、見渡す限りの人が水餃子を食べているか、ドーナツをほおばっている。
学生くらいの歳に見える青年と母親がドーナツを食べながらおしゃべりしている風景はほほえましい。
ロシアでは紅茶にジャムを入れて飲むと聞いたことがあるけど、
このお店では普通に砂糖を入れて飲んでいる人が多かった。

結局、あまりにもおいしいのでサンクトペテルブルグ滞在中は他のお店に浮気せずに何度もこのお店に通った。
おいしいお店を見つけると、その街・その国の印象が格段によくなる。
きっと、後でロシアの旅を思い出してみると、この飾り気の無い安食堂の、水餃子とドーナツという、
ちぐはぐでほほえましくてシュールな場面を思い出すのだろう。

ありさ

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エルミタージュ美術館を訪れて

サンクトペテルブルク最大の観光名所といえば、

エルミタージュ美術館。

世界三大美術館(メトロポリタン、ルーヴル、エルミタージュ)のひとつ。
サンクトペテルブルクを訪れたかった一番の理由は、やはりこの美術館を訪れてみたかったということ。

エルミタージュ美術館 外観

外観からして、すでに宮殿の体を成していて、その佇まいがどっしりとしている。
さらには白い柱にライトグリーンの壁がなんだか訪れる人に清潔感を与え、明るく清いイメージを持つ。
正面の宮殿広場の中心に塔が立ち、とんでもなく大きな広い場所がある。

この美術館だけで一日潰れるくらいに時間が掛かってしまう。
それくらい美術品が多い。
サンクトペテルブルクの滞在時間は限られているけれど、
それくらいの価値はあるはずだ。
もちろん朝から見学へ。

あまりに広く、どこをどう歩いていいのかさっぱりわからないけれど、
くまなく隅から隅まで見て回った。

エルミタージュ美術館 階段

美術館というよりも宮殿としての調度品の数々にまず驚かさせられる。
とんでもなく贅沢な物が一部屋ごとに並んでいる。
宮殿の暮らしって、どんな暮らしをしていたんだろうか…。
想像できそうで、できないものだ。

日本の美術品も少々あったけれど、どこをどう巡ってここに辿り着いたのかだろうか。

絵画のコレクションも目を見張るものばかり。
ピカソ、モネ、ゴッホ、ゴーギャン、マティス、セザンヌ、ヌノワールなど近年の画家の絵画が多数。
たまに絵画の表面にガラスが敷かれていないものもある。
しかも、セキュリティが心配になるくらいに、かなり間近で鑑賞できるというのがいい。

ここにはレオナルド・ダビンチやミケランジェロの作品まである。
世界に誇る幅広いコレクションは、ため息ものだ。

ひろーい館内で、ふと一枚の絵の前で立ち止まる。
どこかで見たことのある絵だなと。

しばし、悩みつつ、記憶を辿る。

数分してから、やっとのことで思い出した。

なんと、小学生の時に母親と二人で見に行った時の絵画だ。
それは確か「エルミタージュ美術館展」。
ここまで鮮烈に記憶に残っている絵とは、これ。

ナポレオン・ボナパルト

ナポレオン・ボナパルト。
小学生の自分にはえらくかっこよく映ったのだろうな。
ほんとによく覚えている。
この絵のコピー品が欲しかったけれど、売れ切れていたから尚更覚えているのかもしれない。
我ながら、どんな小学生だったんだ…。

エルミタージュ美術館に、なぜここまで来てみたい、
実際に行きたいと思う気持ちがあったのか、ようやく理解できた気がする。
それは小さい時に受けた衝撃からきているのだろうと。

それにしても館内は広すぎて見終わるころにはくたくた。
美術館を出て、ビールを飲みに行き、もちろん水餃子も食べて、
早くも港に向かわないといけない。

ロシアという国についてほとんど知識を持ち合わせていなかったけれど、
このサンクトペテルブルクの訪問はとても楽しく、刺激的だった。
次に機会があれば、じっくりとロシア各地を訪問してみたい。

ゆーじ

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ヘルシンキを訪れ、北欧3カ国を巡り思うこと

去り難いサンクトペテルブルクを後にして、フェリーで再びヘルシンキへ。

この街に対する自分の持っているイメージは、
ほとんどがアキ・カウリスマキの映画の世界。
その世界は、毎日がどんよりと暗い。
フィンランド人は気難しそうで、あんまり笑っていない。というもの。
(実際にサンクトペテロブルグ行きの船で出会ったフィンランド人は、
自分の国ながらフィンランド人はいつもむすっとしていて、酒を飲まないと笑わないと言っていた。)
確かに街を歩いていて、気軽に陽気に声を掛けられるわけでもなく、
街中でみんながわいわいとくつろいでいるわけでもない。
単なる旅行者の目なので、真相の程は定かではないけれど。

やはり一番の原因は、”寒さ”からくるのだろうかと短絡的に思ってしまう。
そもそも北極圏に程近い所に人が暮らしているだけでも大変だというのに、
これだけ寒いと南米の人々のような陽気さは産まれないだろうかなんて勝手に想像する。
北欧は天気により左右される。
夏以外の曇りがちな、灰色の重い空を見ているとやっぱり暗い気分になる。
夏はどんな感じになるのだろうか。みんな夏が待ち遠しくてしょうがないのかな。

とはいってもヘルシンキの街は、映画や曇り空からくるイメージよりもずっと明るくて活気ある街だった。
カウリスマキの映画のラストのほのかな明かりではなくて、ずっと活発な明るさだ。

港からほど近い屋内市場は、野菜や肉、魚を売る市場なのだけれど、何かが違う。
陳列されているモノがどれもこれもおいしそうなのだ。
サーモンからキャビア、イクラなどの魚介類から多種類のチーズ、清潔感漂う肉や野菜売り場。
ヨーロッパの野菜は色がきれいすぎてびっくりする。

市場の八百屋さん


スープのお店やお寿司屋さんは地元の人や観光客で賑わっている。
そして、サンドイッチが安い。
2ユーロという価格で食べ物が食べれるなんて、
北欧の中ではあり得ないくらいの事だ。


フィンランド、スウェーデン、ノルウェーと北欧三カ国を巡ってみた。
物価が高いのであまりゆっくりと滞在はできなかったけれど、
北欧がどんなところなのか、自分の持っているイメージとどれくらい違うのか、
そういったことを感じに行きたかった。

当初は北欧の国々は全部同じような国だと思っていたけれど、
国ごと、都市ごとに全然違う特徴があって、正直驚いた。
フィンランドのヘルシンキは、雑貨の店が多く、センスがいい。
かわいらしいトラムがちょこまかちょこまか町中を走っていて、なんだか絵になる街。

ヘルシンキの街並み


スウェーデンのストックホルムの街並みは、一番洗練されていると思う。
ヘルシンキよりも規模が大きく、新しいものと古いものが交じり合っている。

ノルウェーのオスロは、一番異質な感じがした。
最初は北欧の中で一番の大都市かと思っていたが、
街の規模は小さく、人通りもあまり無い。
ただ寒さと物価の高さが目立った街だった。

と簡単に書いてみたけれど、そこまで人々に触れていないし、
まだまだ目に見えない国ごとの違いは多くあるのだろうと思う。
あまりの寒さに、夏の北欧がどれだけ違うのか見てみたいなとつくづく思う。

ゆーじ
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映画のロケ地『かもめ食堂』へ

ヘルシンキに来たらぜひ行きたい場所があった。
二人ともが大好きな映画『かもめ食堂』の舞台となったレストランだ。

今日はそのレストランに行ってみようということになり、
せっかくなので道中にヘルシンキ市内の至るところにある映画のロケ地にも寄りながら行ってみようということになった。
市内を走る路面電車、
フィンランド人建築家アアルトが設計した本屋さん、
デザインショップが並ぶエスプラナーディ通り…。
映画の舞台となった場所に身を置いてみると、映画の登場人物とばったり出くわしそうな気がする。

かもめ食堂 外観

かもめ食堂は、中心部から離れた下町にあった。
地元の人だけがまばらに通る店前の感じも、映画そのままで嬉しくなる。
映画では日本食レストランの設定だったけど、実際のお店は「カファヴィラ スオミ」というフィンランド料理のレストランだ。
レストランの入り口には“SUOMI”という名前の下に「かもめ食堂」と日本語で表記してある。

かもめ食堂 内部

店内に入ると、お昼時とあって地元の人で満席。
席が空くのを待ってから着席すると、日本語のメニューを出してくれた。
日替わりランチのメインが選べたので、ゆーやんはカツ、私はサーモンを注文し、
待っている間に店内をくるりと見回してみた。
映画の時は殺風景なほどシンプルでモダンな印象の店内だったけど、今は装飾が増えてごちゃっとしている。
レジの位置も映画の設定とは変わっているし、店内の照明も映画より暗いので、
「映画そのまま」を期待して来るとちょっと違う。

かもめ食堂 ランチ

でも、ご飯がほんとうに、ものすごくおいしくて、地元の人に愛されているお店であることが分かってよかった。
気取った冷たい雰囲気のお店じゃなくて、ちょっと手の凝った家庭料理が心をあたたかくするお店でよかった。

映画を観た時はストーリー展開に心が奪われていたけど、実際にロケ地を巡ってみて、
この映画にフィンランドやヘルシンキへの郷土愛がどれほど凝縮されているかを実感した。
映画に出てきた風景や街並みは、架空のものじゃなくて、日常の、いつも通りのヘルシンキだった。
日常がそのままで美しい街なのだと思う。
実際にお店を訪れた今も、ヘルシンキには映画に出てきた「かもめ食堂」があるような気がする。
それくらい、あの小さな食堂をめぐる心温まるストーリーはヘルシンキという街になじんでいる。

広告もかねて映画では、食器はイッタラで統一され、テーブルや椅子等の家具はアアルト製品、洋服にはマリメッコが使われているそうだ。
どれもフィンランドが誇るデザイナーのブランド。
お皿やカップという細部に至るまでフィンランドという国がぎゅっとつまった『かもめ食堂』。
もう一度観てみたら、きっといろんな箇所に「とっておきのフィンランド」を見つけられると思う。

ありさ

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コスプレ・デパート?

宿への帰り道、ヘルシンキの中心部を歩いていると、すれ違う人達が黄色い袋を提げているのに気づいた。
歩くうちに黄色い袋人口はどんどん多くなり、あるデパートの前で最大になった。
デパートの壁からは袋と同じ黄色の大弾幕がひらひらと揺れている。
大弾幕のフィンランド文字は読めないけど、どうやら期間限定の一大セール中のようだ。

余りにもたくさんの人が黄色い買い物袋を提げていたので、
どんなに大きなセールなのか気になってデパートの中へ入ってみた。
店内は人ごみに溢れていてまっすぐ歩けないし、試着室やトイレは長蛇の列、
普段ひと気のないはずの家具や食器コーナーにまでたくさんの人だかり。
最初は買うものもないからとすぐに立ち去ろうとしたのだけど、あるものが目に入ってびっくり。

それは、こちらの店員さん!

コスプレ・デパートの魔女さん

セールのテーマカラーの黄色を使った衣装で魔女にコスプレ中。
肩にカラスが乗っていて芸が細かい。

楽しくなってきて店内を捜索してみると、コスプレ店員さんがいっぱい。

コスプレ・デパートのミツバチさん

コスプレ・デパートの美人さん

猫、ウサギ、プリンセス、海賊、ミツバチ、西部劇、ねずみ小僧、仮面舞踏会風…。
ヒゲを描いたり、しっぽを付けたりと、コスプレも中途半端じゃなくて本格的。

店員さん探しをしているうちになんだか気分が盛り上がってきて、ついつい洋服を買ってしまった。
すごいわ~コスプレパワー。
それにしても、セールでコスプレするのはこのデパートだけなのかな?
それとも、フィンランドでは恒例行事?

日本のデパートでは隅に追いやられがちな男性服売り場が、
ここではエスカレーターを上がった2階にあるのもカルチャーショックだった。
男性もおしゃれしてこそ、街が華やぎ、経済が活性化するんだろうな。

ありさ

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