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2011年03月28日

スウェーデンで「ノルウェーの森」

映画「ノルウェーの森」をここスウェーデン、ストックホルムで鑑賞した。

ノルウェーの森

かねてからずっと見たかった映画なだけに、まさかこんなところでという気持ちが抑えられない。
町中でポスターを見つけたものの、どこの映画館でやっているかわからない。
けれど、町中を歩いていたらふと通りすがりの映画館で上映しているとのこと。
その夜はなんと満席らしく見れなかったので、次の日の晩に見ることにした。
そんなに人気なのか?とふと疑問に思ったけれど、
私達が見た回も満席。
村上春樹の本が世界中で読まれ、かつ人気があることがわかる。

もしかしたらスウェーデン語の吹き替えかもしれないと不安を抱きつつも、
字幕だけスウェーデン語で助かる。
これが南米だと必ずスペイン語に吹きかえられているはずだ。

スウェーデンで見るノルウェーの森。
なんだか変な感じがする。

監督はベトナム人のトライ・アン・ユン。
彼の映画は「青いパパイヤの香り」と「夏至」が個人的にとても好きで、
「夏至」はぱっとしない…と言われてはいるけれど、
あの映像美と音の使い方にとんでもなく感動したのを覚えている。
この映画もどんな風に美しく描かれているのだろうかと期待して見た。

60年代の日本ではあるけれど、ぱっと日本人になじむような日本ではない気がする。
世代のギャップ以上に何か不思議な色が登場人物や風景に塗られているようなイメージを受ける。
決して悪い意味ではないのだけれど、何かギャップらしいものを感じるのだ。

原作にある心情表現は、カメラワークや音によって表されているように思う。
カメラワークは心躍れば、ぐるぐると回りめまいがするほどに動き回る。
想いを心に秘めてそれを探ろうとすれば、アップによっていく。
気持ちが開いて自然に身をゆだねると、人物から離れていくようだった。
ジョニー・グリーウッドのギターには、その個人の気持ちが乗っかっているようにも感じる。
対照的にオーケストラサウンドは、大きな自然とその中に身を置く登場人物たちの心のうねりを表しているようだった。

原作を読んで思い描いていたノルウェーの森の世界は、
自分の頭の中では、ばらばらとしたものであったけれど、
この映画を見て、それがくっついていったように思う。
自分の思い描いていた世界は、映画とまったく一緒のイメージでは無いけれど、
なんとなくこの小説の話が短絡的に理解できたような気がした。
これがいいことなのか、悪いことなのかよくわからないけれど…

上映中、緑の想像していることや彼に求める内容が語られた時には、
お客さんから笑いがこぼれた。
これが、世界共通の笑いなのだろう。
これが、世界に受け入れられている作品なのだろう。

ゆーじ

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