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2010年10月31日

一人になって、クエンカへ

<ゆーじ日記、ありさ一時帰国のためリマへ>

ありさが友人の結婚式に参列するため一時帰国する。
ペルーのリマからのフライトで、あさって発。
その日まで2人してリマに到着するはずだったが、
見たい所を全部周っていると全然間に合わない。

ここグアヤキルから国際バスで一気にリマに行けば、ちょうどフライトに間に合わせる事ができる。
しかし、自分がえらくエクアドルを気に入ってしまったため、
せっかくなのでエクアドル南部も周りたいなと思い、
ひとり残って旅を続ける事にした。
ありさ一人でリマへ行くのも心配ではあるけれど、
一気にリマまで行けるバスなのでリスクは少ないかと。

朝タクシーに乗り、国際バス・オルメーニョ社でありさを降ろして自分はバスターミナルへ。
エクアドル第3の都市クエンカに向かう。
クエンカは世界遺産にも登録されているコロニアルな街。
キトと比べてこじんまりしていて美しいとのこと。

すぐにバスがあるかと思っていたけれど、今日は日曜のせいかターミナルはすごい混雑ぶり。
30分単位で出発しているはずなのに、3時間後しかないと言われ仕方なく時間をつぶす。
指定席のバスにも関わらず心配なので、出発1時間前から搭乗場所付近で待っていたけれど、
すごい人混み。カオスだ。
クエンカ方面に向かう人もかなり多いようだ。
それでもなんとか乗ったバスはまあまあ快適。

5時間以上掛かるらしく到着すると夜だなと思っていると、
まだ明るいうちにいきなり到着。
まだ3時間しか経っていない。
嘘?何度もここがクエンカ?って聞くとみんなしてそうだと言う。
かなり寝ていたので完全寝ぼけながら街へ。

日曜のせいかほとんどの店が閉まっていてゴーストタウンかと思ってしまうほど。
お目当ての宿に行くと、えらく高い。
次の宿に行くと3倍以上の値段を言う。
なぜかと言うと、明日から大きなお祭りがあるからだそうだ。

お祭りのためどこの宿もかなり値段が高い。
かなり探しまくったが、なかなか安い宿を見つけることができなかったが、
まあまあのお値段の宿で諦める。

中心地から近いところではあるけれど、どのお店も全部閉まっていて、
小さな商店さえ見当たらない。
晩御飯を探すのにも一苦労したが、適当なファストフードでお腹を満たす。

クエンカの夕暮れ

街は暗がりの中、美しそうな様相だけは伝わってくる。
人もほとんど歩いていないので、早々と宿に帰り眠る。
明日の祭りが楽しみだ。

ゆーじ

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オルメーニョのバスで国境を越えリマへ

<ありさ日記、ゆーじ一人旅中>

グアヤキルのバス会社・オルメーニョ事務所までタクシーで向かう。
昨日、空港でオルメーニョの場所を尋ねたら、タクシーで行くのがいいと言われ、
バスターミナルで場所を尋ねたら、やっぱりタクシーでいくのがいいと言われ、
どんな辺鄙な場所にあるんだろうと思っていたら、空港とバスターミナルのちょうど中間にあった。
どちらからも歩いて10分くらいの距離だったのだ。

ここから、私はバスで一路ペルーのリマに向かい、
友人の結婚式に出席するため明日の夜の便で日本へ飛び、約1週間一時帰国する。
その間、ゆーやんは一人でエクアドルの南部を旅しながら南下し、
私達は1週間後にリマで再会することになっている。

今朝、オルメーニョまで見送ってくれたゆーやんが
タクシーに乗ってバスターミナルに向かってしまうと、とうとう独りになった。

ぽつん…。

バスの出発の時間まで時間をつぶすのも独り、ご飯を食べるのも独り。
一人旅をしている旅人には、24時間よく一緒にいられますねと言われるけど、
二人旅に慣れると独りがとても寂しい。
目の前の空間がぐんと大きくなって、自分がとても小さく感じる。

オルメーニョバス車内 

リマまでの夜行バスは、移動費が安いエクアドルでは破格の高額なので、乗客はほとんどいないと思っていた。
けれども集合場所にはどんどん人が集まり、途中で乗ってきた人も合わせると、ちょうどバスは満席になった。
乗客にはかわいい赤ちゃんが2人。
赤ちゃんが乗っているだけで退屈じゃなくなるから、赤ちゃんはバス旅の救世主だ。
ずっとあやしているお母さんは大変だけど、
赤ちゃんと時々目が合うと天使のような笑顔でにっこりしてくれて、それだけでふわりと幸せになる。

バスは2階建てで、3列のふかふかシート。
トイレは一階なので、匂いもあまり気にならない。
しかも、ご飯対おかずが9対1くらいではあるけど、食事が出る。
食事が出るということは、これから28時間半の移動、途中で止まることなく走り続けるという事だ。
頼もしい運転手さん。

国境には17時くらいに到着した。
エクアドル出国、ペルー入国ともに税金なし。

ペルーに入国すると、雰囲気ががらりと変わる。
緑豊かな山々とバナナ畑から一転して、ペルーに入るとひたすら砂漠。
車窓の景色の違いに驚きながら、お弁当を食べ終わると、こてんと寝てしまった。
飛行機のビジネスクラスのような広々した座席のおかげだろう。

ありさ

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