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2010年10月26日

求愛ダンスの青足くん

タートルベイまでの遊歩道

サンタ・クルス島の船着場から徒歩15分、Tortuga Bayの入り口で名前とパスポート番号を書くと、
そこからさらに45分、背の高いサボテンに囲まれた遊歩道を歩く。

鳥類も多くが固有種だ

時々鳥の声に足を止める。
スズメに似ているけど、スズメではない。
ガラパゴスでは鳥までもが固有種なのだから驚きだ。

疲れてきたころ、突然白砂のビーチに出る。
ちょうど海から出てきたばかりのサーファーにすれ違った。
ビーチから街まで、1時間の道のりを、サーフボードを抱えて歩くのだろう。

海へ向かうイグアナ

南極からの寒流で水が冷たいためか、サーファーの彼女が出た後の海は誰も泳いでいない。
そう思いながら婉曲したビーチの端の方まで行くと、のっそりのっそりと海に向かっている者がいた。
ウミイグアナだ。

イグアナの足跡

イグアナ君が通った後の白砂には、しっぽの線の跡とかわいらしい手形・足形が残っていく。
よくよく跡を見てみると、ちゃんと5本の指の跡。
やっぱり手足の指は5本が何かと便利なんだろう。
目の前をのっしのっしと横切ったイグアナは、波際までくると、新しく来た波にさらわれた。
その後、仏頂面の顔だけ出してスイスイ沖の方へ泳いでいった。
当然のような顔をして泳いでいたけど、初めて見るこちらとしては
なんとなく違和感を感じながら泳ぎの上手さに見入る。
外見はグロテスクだけど、海草だけ食べるヘルシー派。
でも糞はちょっと臭い。

はばたくペリカン

岩場付近の看板の上にはペリカン。
長い長いくちばしで、何かを狙いながら飛び立った。

岩場を遊歩道に沿ってさらに奥に進むと、見たことのない鳥の頭が見えた。
さらに進むと足が見える。
鮮やかなコバルトブルーの足の持ち主、アオアシカツオドリだった。

チャムスのバナナ型ショルダー

アオアシカツオドリと言えば、アウトドアメーカー「CHUMS」のイメージキャラクター。
私達もこの愛嬌のあるキャラクターや製品の色使いが好きで愛用している。
実際に見てみたかったカツオドリ君。
出会ってみると、ますます好きになってしまった。

アオアシカツオドリ

まず、人を見ても怖がらない。
きょとんとした表情で、私達が側まで来ても全く動じずマイペース。
カツオドリは英語でブービー。この語源のスペイン語には「のんき者」という意味があるそうだ。

足を上げるアオアシカツオドリ

そして、メスにアピールするとき、オスは求愛ダンスをするそうだ。
私達が行ったときははその現場を見られなかったけど、後で動画アオアシカツアオドリ求愛ダンスを調べてみると、
そのしぐさがなんともゆっくりで、ひょうきんで、かわいらしいのだ。
実は飛び込みの名手でもあるらしく、崖の上から水中にザッパーンと飛び込み、
すばやく魚を捕らえる事でも知られているらしい。
確かに、足にはアヒルのように ヒレが付いている。
カツオドリには2種類いて、赤い足をしたカツオドリもいるそうだ。
足元があんなにカラフルだったら!
例えば、雨の日でもあんな色の長靴を履いてたら1日中ご機嫌でいられそう。
とびっきりおしゃれな鳥だ。

晴天のタートルベイ

帰り道。
雲がさしていた空がすっかり晴れ上がり、海が太陽の光を含みだした。
遠浅のビーチに波と一緒に空色がやってくる。
ガラパゴスの海がこんなにも美しいって、全くイメージしていなかった。

イザベラ島行きの船を待つ

美しいビーチを後に、再び1時間歩いて船着場へ。
午後2時半発の船で、イザベラ島へ向かう。
乗船前も、イザベラ島上陸後も、荷物とパスポートチェックがある。
島ごとに別の国のようだ。
揺れがひどくて酔い止めを飲んでも酔う人が多いというこの航路だけど、
ラッキーなことに今日は波が穏やかだったようだ。

イザベラ島はガラパゴス諸島で最も大きな島だが、火山が6つあり、住民が住む地域は限られている。
サンタ・クルス島に比べるとずいぶん田舎の島だ。
島に到着すると、港に止めてあるほとんどの船の上にアシカが寝ていた。
なんだか楽しくなりそうな予感。

船着場に客引きに来ていた人のよさそうなおじいさんの宿にいくことにする。
港から歩いて3分。
アーティストのおじいさんは、宿のまわりに並べた不思議な作品たちを見せながら得意げだった。
売るための作品でなく、趣味で、作りたいから作って飾っている感じがいいな、と思った。
島の中心地への行き方を尋ねると、歩いてすぐだから、と一緒についてきてくれ、
おいしいレストランなんかを案内してくれた。

イザベラ島 どこからか犬が夕陽を見にやってきた

海に出てみると、ちょうど夕暮れ時。
溶岩でできた岩の色と同じ石炭のような色をしたウミイグアナと、どこからかやってきた犬と夕陽を眺める。
たくさんの動物に出会った濃い一日が幕を閉じる。
楽しい時は、長くてあっという間に過ぎる。

ありさ

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