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[38カ国目 ギリシャ]サントリーニ島

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静寂さと豪華さと サントリーニ島

昨晩深夜、サントリーニ島の港に到着。
多くの乗客が、我先にと船を降りていく。
それでも秩序が取れている、優雅な旅人たち。

客引きに来ていたキャンプ場のバスに乗って、真っ暗な道を進んで行く。
くねくねと折れ曲がった道を、上へ上へと登っていく。
この暗闇の中では、周りがどんなところなのかもわからない。
夢に描いていたようなサントリーニの風景は、どこにあるんだろうか?

翌朝、キャンプ場の硬い地面にやわらかい朝陽が差し込み、起き上がる。
春の陽気のような空気が、すっと流れている。
ザキントス島で感じたのと同じように、気持ちのよい朝とは、こういうことを言うのだろうな。

島で一番大きな街、フィラへと歩いてみる。
キャンプ場からは、歩いて5分ほど。
街には、予想をはるかに超えて、多くの観光客が訪れていた。
こんな多くの人が、こんな小さな島のどこに宿泊できるのだろう?
そんなことを考えてしまうくらいの多さなのだ。
お店が立ち並ぶ街の中心には、小さな路地が張り巡らされている。
その道が人でいっぱいになり、歩きにくいまでの混みよう。
夏のギリシャの島々には、ヨーロッパ中、いや世界中から観光客が押し寄せるようだ。

サントリーニ島フィラの景観

昨晩到着した港のある方向を見下ろせる高台までやってきた。
その風景は、はっとするほどの美しさだった。
いびつな形をしたこの島は、火山の噴火によってできたらしく、
街を頂点とした山のような形をしている。
その山の傾斜に、家々が所狭しと並んでいる。
この島には、なにか特別な美しさがあるのだろうか?
急な斜面に家が並び、眼下には海が見える。
巨大なフェリーが、白い航跡を残しつつ何雙も行き来している。
空は、ギリシャでは当たり前のように広く青い。
全てが特別なのだろうか。
このうちひとつでも調和が崩れたら、この美しさは損なわれてしまうのだろう。
そんな風景が、サントリーニ島にはあるようだ。

フィラの街

街の路地をうろうろしてみると、素敵なホテルやお店が目に付く。
観光ガイドでよく目にしてきた白を基調とした建物。
青い屋根。
透き通った水を蓄える小さなプール。
鮮やかなブーゲンビリア。
建物ひとつとっても、どれもが完璧なのだ。
フォトジェニックとは、こういうことなのだろうなと思えるほど、
どんな家も風景も、どんな角度で切り取っても、絵になってしまうほどの美がそこにあると思える。
ここに泊まる人は、これでもかというくらいの、リッチな気分に浸れるだろう。

街の中心から一歩外れてみると、静寂に包まれている。
さっきまでの喧騒や人ごみが嘘のように誰もいなくなり、
猫が一匹暇そうに歩いている、そんな光景が目の前にある。
街で買ったビールとギュロス(豚肉を削いだものをピタで包んだもの。ヨーグルトソースがすっぱくておいしい。安くボリューミーなので、ギリシャでの主食になっていた。)を、小さな教会の裏にある海の見下ろせる静かな静かな公園で食べる。
この、ゆっくり流れる時間は、幸せそのものだった。
贅沢なご飯を食べているわけではないけれど、
そこにある風景と気候が、とてつもなく幸せな気持ちにさせてくれた。
これは、この島が持つ魔法としか言いようのないものだ。
新婚旅行や老後のご夫婦の方々には、是非とも行ってもらいたいと思える場所だ。

夕日を見に、島の北に位置する小さな街イアに向かう。
そこでまたとんでもなく美しい風景に出会うことになる。
夢にまでみたサントリーニの風景に。

ゆーじ
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美しい営み

光の町 イア

サントリーニ島の昼間は、まぶしいくらいに光に包まれている。
崖の上に建つ真っ白な家々と水色の屋根。
眼下には、宝石のように輝く青い海。
目に入るものすべてが美しく、暑すぎない気候は心地よく、
まるで光の中を歩いているような、夢のような感覚に陥る。

島の細い路地を、どんなに多くの観光客が行き来しようとも、
この島全体を包む、ゆったりとした空気は変わらない。
猫が白い塀の上で日光浴をし、ロバがチリンチリンと心地よい鈴を鳴らして坂を登り、
波一つない海上では白い航跡を残しながら船がゆっくり進む。
ギリシャの太陽が、誰もを華やいだ気持ちにさせ、島を歩くうちに心がしっとりと落ち着いてくる。

お昼過ぎ、中心地のフィラからバスに乗って、島の北端にあるイアの町へ。
フィラは観光客向けの土産物屋やレストランが並ぶ賑やかな通りが多いのに対し、
イアは海を臨む壁沿いに小さなブティックホテルが集結し、より静かに散策できる町だ。
細い小道の角には所々にピンクや白のブーゲンビリアが咲き、この町をかわいらしく彩っている。

夕陽を待つ人々 イア

陽が傾き始めると、人々はぞろぞろと展望台の周辺へ向かい、
西の海を見るための場所を見つけ、時が来るのをわくわくしながら待つ。
それまで町のいろいろな場所でそれぞれの時間を過ごしていた人たちが、
この時間になると、当たり前のように展望台の方へ移動して大集合し、ひとつのものを待つ。
そして、それを待つ人々の顔も、白い家々の壁の色も、少しずつそれと同じ色に染まっていく。

ゆっくりとゆっくりと沈んでいく、イアの夕陽。
ゆっくりとゆっくりと、空の色のグラデーションが変わっていく。

やがて、島は暗がりの中へ。
そして、地平線上にぼんやりとオレンジ色のもやのような光を残して、夕陽は姿を消した。
辺りは歓声とともに拍手が沸き起こる。
すばらしい舞台を見て、立ち上がれない時のように、
私達は夕陽が沈んだ辺りの海を見つめたまま、動けなくなっていた。

しばらくすると、レストランやホテルの電気が燈り始める。
賑やかなディナータイムの始まり。
西の空は、まだ地平線沿いに光の帯を残している。

夕陽に染まる町 イア

なんて、なんて美しいんだろう。
毎日、島中の人々が夕陽を求めて移動し、わくわくした表情でそれを待ち、
決まってそれに魅了され、美しいもので心を満たして夜を迎える。
次の日は、また、まぶしい光の世界。
太陽が昇り、沈む限り、この美しい営みはいつまでも繰り返されるだろう。

ありさ
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天空の白い街

ロバが行き交う フィラ

サントリーニ島の中心部、フィラの町を散策する。
サントリーニ島は、火山島だ。
数千年おきに噴火を繰り返し、1956年にも大噴火を起こした。
その噴火で街は壊滅状態になり、その後に構築されたのが、
今の白く美しい街並みなのだそうだ。
もし、この街が白く塗られていなかったら、
火山岩と火山灰の灰色だけだったら、きっと魅力は半減する。
強い太陽光を反射させて屋内に熱がこもらないように、
ギリシャの家は石灰で白く塗られているそうだ。
でも、実用的な効果以上の効果を「白」は持っているのだと思う。
灰色の断崖絶壁に、白い家々が稜線を描く様は、まるで空に浮かぶ天空の街のようだ。

土産物屋などの小さなお店がひしめくメインの通りは、
朝から晩まですごい賑わいで、まっすぐ歩けないほどの人ごみ。
でも、メイン通りから一筋離れてみると、人通りもまばらで、とても静か。
崖沿いには、どの部屋からもエーゲ海が見えるように、
段々に部屋が連なる真っ白い壁のホテルが並ぶ。
その間の小道を、チリンチリンと鈴の音を立てながらロバが行き交い、
猫が気ままに家々を行き来する。

ふと、教会の扉を閉める、黒服の老女が目に入った。
ギリシャの女性は未亡人になると、黒服で余生を過ごすそうだ。
観光客の煌びやかな夏服と白壁の光溢れる世界の中で、
しとやかな黒服はひときわ際立って見えた。
暑くもなく湿気もないパラダイスの夏が終わり、観光客が去っていくと、
彼女達、島民の静かな生活が島を彩るのだろう。

結婚式を終えたカップル フィラ

音楽隊が陽気な音楽を奏で始めたと思ったら、教会から式を終えたカップルが出てきた。
そして、島を散策しながらの写真撮影。
なんてロマンチックなんだろう。
周りにいた人は、皆足を止め、見ず知らずの二人を暖かく祝福した。

そして、今日も陽が落ちる。
天空の白い街すべてを、夕陽色に染めて。

フィラの夕暮れ

毎日ただただ夕陽を求めて、たくさんの人が移動し、それに魅せらている島。
何度も何度もその美しさに圧倒される島。
おとぎの国のような天空の白い街が彩る島。
そんな島があったなんて。

ありさ
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