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[37カ国目 エジプト]アスワン、アブシンベル

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エジプトの電車に乗ってみた

朝、まだ想像を絶する暑さになる前。
10時発の電車に乗る予定だったので、9時半に駅へ向かう。
多くの人がホームに溢れている。
その中には先日自分に声を掛けてきた客引きがいて、
電車でやってくる観光客を待ち伏せしている模様。
一人だけでなく何人もいるので、ここで捕まるとめんどうだなーと感じる。

9時45分頃に電車がやってきた。
いざ乗ろうとよくわからない係っぽい人にチケットを見せると、
この電車は1本前の7時半発のものだから乗れないと言う。
うそ?2時間も遅れるのか?と思いつつ、
何人に聞いても次の電車だと言うので、諦めていったんベンチに座った。
けれど、なんだか諦めきれず、
今度は違う人、制服みたいな服装をしている人に尋ねてみると、
乗れと言ってくれたので電車に乗りこむ。

最初に尋ねた兄ちゃんが血相を変えて飛んで来たけど、
あの制服着てる人がいいって言ったよーと言うとおとなしく引き下がる。
どうやら本当の電車の乗務員だったみたいだ。

電車には案内係がいて、チケットを見せて誘導されるまま席に連れて行ってもらうと、
なんだか広い。クーラーも効いていて居心地がよさそう。
隣に座っているおじちゃんに聞くと、ここは1等席だそうだ。
自分達が持っていたチケットは2等。
案内係には確かにチケットを見せたのに。
どうしましょうって聞いてはみたが、
隣のおじさんもわからないから、検札の時に聞いてみればということになった。

そして、検札の時間。
なんとチケットを見てもそのままスルー。
検札に来た人は、電車に乗れと言ってくれた人だった。
だからいいのだろうか?隣のおじさんも、とにかくいいみたいだから、安心しなと言ってくれる。

そして、本当に乗り心地のいい電車旅となる。
あー涼しい。
車両の中にはツタンカーメンさんも。

アスワン行きの電車内

快適のあまり眠っていて、いつの間にかアスワンの町に到着。
電車を降りると、とんでもなくすごい熱気。
暑い。
というよりは、熱気の中にいる。
サウナの水蒸気を無くしたような、からっからの熱気の中。
マリで体験した40℃以上の暑さと同じくらいかもしれない。

こんなところで人間は生きていけるのだろうか。
心配になってしまうようなところだ。
しかも、ラマダン中で水を飲めないムスリムたちは日中にどうしてるんだ?

ゆーじ
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朝日が差し込む神殿

ピラミッドと並んでエジプト観光の代名詞とも言えるアブシンベル神殿へ。
エジプト南部、スーダンとの国境近くにあり、ルクソール市内を出てからの風景は、ひたすら砂漠。
バスの車窓に広がる荒涼とした砂色の大地を眺めながら、
こんな砂漠に巨大な遺跡が造られた奇跡と、
それが何千年も経った今もなお現存している奇跡を感じずにはいられなかった。

この遺跡は、長年砂に埋もれて忘れ去られていたが、
19世紀にスイス人のブルクハルトがその存在を確認し、
その後、イタリア人探検家ベルツォーニがはじめて神殿内入った。
なんでもない砂山から神殿の片鱗が出てくるなんて、
これだからエジプトは考古学者や探検家を魅了して止まないのだろう。

アブシンベル大神殿

宮殿裏の駐車場から入場し、ゲートをくぐると、突然目の前に大きな岩山が現れる。
岩山の横をぐるりと半周すると、あの有名な光景が目に飛び込んできた。
ラムセス2世の巨大な石像が正面に並ぶ大神殿だ。
膝下部分に王妃の像があって、それも単独で見るとかなりの大きさなはずなのに、
高さ20m以上あるラムセス2世の巨像に並ぶと、とても小さく見える。

アブシンベル大神殿入口

4体のラムセス像の中央にある入口から中に入ると、
そこにも左右に向かい合って立つ巨大なラムセス2世像が並んでいた。
壁や天井には、戦いや神へのお供えのレリーフ、象形文字がびっしりと描かれ、
神秘的な雰囲気を生み出している。
巨大な空間の中で、自分が小さく感じる。
すべての冒険映画はこの神殿が原点なんじゃないかと思うような、どこかなつかしい光景。
映画だったらその先に秘密の扉があって、呪文を唱えると扉が開いて神殿の奥に入れるようになっている。

ここでは、秘密の扉の代わりに、4体の像が安置されていた。
この4体の像のうち3体が、年に2回、朝日に照らされる。
1番左の像は冥界の神であるため、照らされないように設計されているそうだ。
以前、テレビなどでその瞬間の映像を観たことはあったけど、
実際に神殿内に足を踏み入れてみると、入口から像がある最深部の至聖所までは
何十メートルもの距離があることがわかり、改めて古代エジプト人の暦と計算の正確さに驚かされる。

アブシンベル小神殿

大神殿の側には、もう1つ、大きな岩山が聳え立っている。
この岩山を掘り進める形で作られたのが、ラムセス2世が第一王妃ネフェルタリのために築いた小神殿だ。
ラムセス2世には8人王妃がいたと言われるが、エジプト全土でレリーフや像として残され、
祀られているのはネフェルタリだけだという。
小神殿正面の6体の像のうち、4体がラムセス2世像で、2体がネフェルタリ像とのこと。
王の像と同じくらいの大きさで王妃の像が立ち並ぶのは、エジプトではここだけだそうだ。
そもそも、エジプト領土の南端、スーダン近くの辺境の地に神殿を建設したのも、
そこがネフェルタリの生まれ故郷だからと言われている。
インドのタージマハルといい、この神殿といい、王という立場なら国中の美女と会う機会があっただろうに、
1人の女性への深い愛を見せ付けられ、その想いの深さに圧倒される。
それとも、嫉妬を避けるために、数多くの像を造る事で第一王妃のご機嫌取りをしていたのかな?

アブシンベル神殿は、ダム建設に伴う水没の危機を逃れるために、
1960年代に5年の歳月をかけてユネスコが110m西、64メートル上方に宮殿のすべてを移転した。
この移築が、価値ある遺産を守ろうという世界遺産の創設のきっかけとなったそうだ。
綿密な計画を元にした移築だったが、至聖所へ朝日が差し込む、
年に2回の現象の日にちが移設によってずれてしまったそうだ。
それにしても、朝日が徐々に神殿内部の石壁を照らし、至聖所の3体の像を順番に照らす様は、
どれほど幻想的だろう。
神殿を後にする前に再び大神殿の入口に立ち、その様子をじっくりと空想した。

ありさ
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ラマダンの不思議

羊料理

昨日訪れたアブシンベル宮殿は、公共交通機関でのアクセスが困難な場所にあるので、
宿で往復の送迎ツアーに申し込んでいた。
このツアーは、日中の暑さを避けるために午前中に見学を済ませるのが定番だそうで、
早朝3時に起床して宿のロビーに集合するように言われていた。

眠い頭を抱えて宿の階段を降りていくと、早朝にも関わらず従業員がずらりと勢ぞろい。
どれだけ早起きなんだと驚きつつ、そのうちの1人が山積みのアラビアパンをテーブルに載せた時、
やっと何が起こっているのかに気付いた。

ラマダンが始まったんだ!

これから1ヵ月間、お日様が出ている間、イスラム教徒は断食する。
日中の空腹に耐えるため、日の出前の3時過ぎに一度起床して充分にお腹を満たした後、
再び床に就くという。
そう聞いてはいたけれど、実際に日の出前の食事風景を見るのは初めてだった。

アラビアパンの並べられたテーブルに、
おいしそうな香りと湯気と共にフライパンごと羊の煮込み料理が運ばれてくる。
すると、従業員のお兄さん達が手招きして一緒に食べようと誘ってくれた。
自分達は断食するつもりがないので御馳走になるのが悪いような気がして、
「私達はイスラム教徒じゃないんです…」と伝えると、
「そんな事関係ないよ。食べて食べて!」と招いてくれる。
促されるままに席に付き、見よう見まねでアラビアパンに羊の煮込みを挟んで口に入れてみた。
パンにジュワッと肉汁が染みて、本当においしい。
お兄さん達は、私達が喜んで食べるのを見て、安心したかのような、とても嬉しそうな表情を浮かべて、
もっと食べなさいというジェスチャーを繰り返す。
ひんやりした朝の空気を破る、アツアツのフライパンを囲んで、ラマダン前の食事を共にする。
断食とはもっと暗くて辛いものだと思っていたけど、彼らの表情は不思議と反対で、
何か楽しいことが起こる前の、期待に満ちたような明るい表情だった。

その日、私達はアブシンベル神殿を観光し、くたくたになって宿に戻った。
疲れや乾燥で喉がカラカラに乾いていたけれど、
ラマダン中に冷たいコーラを買いに行くのはなんとなく気が引けて、
部屋に戻って生ぬるい水を喉に流し込んだ。
昼食も外に出て食べ物を買うのがはばかられて、結局食べずじまいだった。
イスラム教徒でない外国人はラマダンが免除されるとはいっても、
やはり我慢している人の目の前で堂々と飲食する気にはなれない。
こんなに暑くて乾燥した土地でも、イスラム教徒は一滴の水分さえ口にしないのだ。

夕方、日沈前に宿のロビーに降りてみると、朝あんなに親切だった従業員同士が口げんかしている。
他の従業員も、心なしかピリピリした雰囲気。
誰しもお腹が空けばイライラする。
朝から何も口にせずの数十時間。
日没前はイライラのピークのようだ。

外に出てみると、通りは閑散としていた。
ラマダン期間中に空いているレストランなんてあるのかな?と不安になりつつ歩き回っていると、
あるローカルレストランの前に大勢の男性がずらりと座っている光景を目にした。
テーブルの上にはイフタール(断食を解くための日没後の食事)メニューがずらり。
食事を目の前に、誰一人として食べ始める人はいない。

その時、日没後の礼拝を呼びかけるアザーンが鳴り響いた。
と同時に、一斉に、ものすごい勢いで食事が始まった。
その勢いたるや、「一心不乱に食す」という感じで、見ているこちらはあっけにとられてしまった。
そして、食べるのが異常に早い。
男性達は、早々と食べ終わると、満足そうな表情で次々に席を立って去っていく。
誰も支払いをしていないので、どうやらこのイフタールはレストランが無料で振舞っているものらしい。
ラマダン中は、富める者が貧しい者へ進んで喜捨をすることが奨励されているそうだ。
私達がそのレストランを通り過ぎようとすると、
お店の人が「君達も食べていきなよ!」と声をかけてくれたけど、
一日中食事を我慢して食べ物を押し頂いている人々の横で、
悠々とご馳走になる気になれず、ありがたいけど断った。

断ったのはいいけれど、歩けど歩けど普通に営業しているレストランが見当たらない。
仕方がないので、売店でインスタントラーメンとパンを買って宿に帰ることにした。
これから一ヶ月間もこんな調子じゃ肩身が狭いなあと思って歩いていると、
やっと一軒のレストランが見つかった。

ケバブ焼きのお兄さん

店先では羊のケバブが湯気を立てている。
ヨルダン以来、少し飽きてきていた羊料理だけど、ここのは格別おいしく感じた。
というのも、お店に入ろうとした時から従業員の人たちがものすごくフレンドリーで、
特に親日家の店長とおしゃべりしながら気持ちよく食事できたからかもしれない。
レストランを探して私達がぶらぶら歩いているうちに、
レストランの従業員達もイフタールを済ませて心に余裕が出ていたのだろう。
日没前のピリピリした空気から一転して、食後の人々の陽気さといったら別人みたいだ。

知識としては知っていたはずのラマダン。
でも、空気を通して感じるラマダンは、もっとリアルだった。
朝からがっつり肉料理を食いだめすることなんて知らなかったし、
お腹の空き具合であからさまに人柄まで変わるのが見えたのもはじめてだし、
排他的な印象のあったイスラム教徒達が食事に招いてくれたのも意外だったし、
お腹を満たした後の開放感に満ちた空気もはじめて体験した。

食欲を抑制するのは、私から見ると苦行でしかない。
そんな苦行を、世界中の何億人のイスラム教徒が毎年一ヶ月間も当たり前に実行しているなんて、
不思議で仕方がない。
日没後と夜明け前にドカ食いするのも身体に悪そう…。
お腹が空くと集中力が低下して経済的にも生産性が低下しそう…。

でも、ラマダンには、単に飲食を絶つという行為以上の、
イスラム教徒にとって精神的に非常に重要なものが秘められているのだろう。
それが何であるのかは、コーランの教えを理解し、
毎年、世界中のイスラム教徒と一体感を共有しながらラマダンを実行しないと見えてこないような気がする。
やっぱりラマダンは私にとって不思議の世界だ。

ありさ
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